■まとめ
カーライフを送るうえで、必ずしも必要ではないが、あれば毎日が楽しくなること確実のディーラーオプション。約40ものアイテムを紹介してみたが、いかがだろう。懐具合が許すかぎり、装着しまくっていただきたい。愛車を楽しみ尽くすなら、それが一番の近道ってもんさ!
【番外コラム】魅力タップリ、でもチョット待て! ディーラーオプションの甘い罠
(TEXT/渡辺陽一郎)
決算期などには販売促進対策として「純正オプション10万円無料サービス」などが行われる。「15万円のカーナビを特別価格の5万円でご提供」といったパターンもある。いずれも商談では「10万円の値引き」と表現されるが、車両本体やメーカーオプションからの値引きとは計算が異なる。
ここで取り上げる純正オプションやカーナビは、ディーラーオプションにかぎられることが多いためだ。販売店で「オプションなら(メーカーオプションの)電動スライドドアも付けられるの?」と尋ねると、大半は断わられる。
その理由は、ディーラーオプション価格には販売会社の受け取る粗利が多く含まれているからだ。ディーラーオプションは価格のわりに卸値が安く、同額の値引きをしても、メーカーオプションに比べて損失は少ない。
販売店では「特にボディコーティングは、15万~20万円と高額なわりに原価が安くサービスに使いやすい」という。従ってディーラーオプションをたくさん装着して値引き額が増えてもあまり喜べない。
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