バックカメラ用のコーティング剤が最近注目度がアップしている
雨の日に駐車する際に、フロントやサイドガラスはしっかりとコーティングしていて、視界良好なのに、サイドミラーが水まみれで見えないというシーンはよくあるはず。また、せっかく便利なバックカメラを装着していても、レンズの部分に雨粒が付いていたら、使い物にならない。
そうならないためにも、田中さんがオススメしてくれたのが、サイドミラーとバックカメラ用のコーティング剤、カーメイトのC134(サイドミラー用)、C108(バックカメラ用)だ。イザ!というときに焦らないように、ぜひ使いたいアイテムだ。
これまでは、窓の外側に使うグッズを紹介した。続いては窓の内側だ。窓の内側が汚れていると、曇りやすくなり視界が遮られる。そうならないようにしっかりとメンテナンスしたい部分だ。
フロントガラスの内側を掃除する時は、外側に使用したようなシリコンや油膜に近いものというのは使わない。窓の内側は撥水する必要がなく、曇り防止がメインとなるからだ。
フロントガラスの内側を掃除するのに、田中さんがオススメしてくれたのが、カーメイトのC140 ・360°ワイパー。人気のミニバンなどはフロントガラスの面積が広く、なおかつダッシュボードからの距離が遠いことが多い。
このカーメイトの360°ワイパーは柄が付いていて非常に拭きやすい。ウエスなどでフロントガラス内側を拭こうとすると、奥の方を拭くときに手が窓ガラスに触れてしまい指紋が付く。しかしこれは、拭き取りの面積が広いうえ、柄が付いているので拭きにくい部分まで手が届く便利なアイテムだ。
ボディコーティングは撥水効果同時に夏の紫外線対策も忘れずに
ガラスの内外が終わったら、ボディもコーティングしておきたい。田中さんオススメのボディコーティング剤は、シュアラスターのゼロプレミアム。
この商品は、シャンプーで洗車して汚れを落とした後にボディにスプレーして拭き取るだけという簡単なコーディング剤。一般的なボディコーティング剤の効果は2~3カ月だが、このゼロプレミアムは価格こそ高いものの、耐久性は6カ月と長く、使用台数も9台と多く、コスパが高いのが特徴だ。
梅雨が終われば、暑い夏がやってくる。夏の紫外線はクルマのボディも傷めるが、このゼロプレミアムは紫外線吸収剤も入っているので安心だ。
続いてはエアコンのメンテナンス。最も簡単なのが、エアコンを内気循環にして、炊いた薬剤を吸い込ませて、ダクトの経路をきれいにするタイプ。田中さんオススメはカーオールのナノエア・車内拡散という商品。
もし、これを使っても匂いが気になる!という場合は、エアコンフィルターの交換をオススメする。その際に、ヴァレオのわさびデエールをヒダ間に挟むのがオススメとのこと。
この商品は、わさびの抗菌消臭効果を利用してカビの発生や匂いを防ぐというもの。メーカーを選ばないだけでなく、一部の自動車ディーラーでも使用しているというスグレモノだ。エアコンの消臭をやるのであれば、元からやったほうが効果はてきめんだ。
タイヤはスリップサインだけでなく、サイドのひび割れに注意
最後はタイヤだ。雨が降れば路面は滑りやすくなる。万が一タイヤの溝がなく、スリップサインが出ているようなタイヤならば、簡単にスピンしてしまう。
残りの溝の深さだけでなく、触って弾力を確かめたり、サイドウォールにヒビなどがないかなどしっかりと確認したい。硬化したゴムではタイヤ本来の性能を発揮できなくなる。
そして最後に梅雨ならではの、お役立ちグッズを田中さんに紹介してもらった。梅雨というと手放せないのが傘。クルマに乗るときにリアのフロアカーペットの上に置いたりする人も多いはず。
しかしそうすると、フロアカーペットに水が垂れて匂いなどの原因になる。そこでオススメがセイワのコンパクト傘ケース。コンパクトに畳める布製は多いが、これは手入れが簡単なプラスチック製。しかも使わない時はコンパクトに収納できるのは便利だ。
大切な愛車を長持ちさせるためにも、梅雨前にしっかりとメンテナンスしておきたい。
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