ガソリン代は相変わらずレギュラーガソリン163円と高い状態が続いているし、家の光熱費、ガス代、電気代も高騰中とヒィーヒィー言っている人が多いハズ。そこで、クルマのボディコーティングも、大型ホームセンターの激安品、カインズ、コーナン、コメリ各社398円というプライベートブランド商品を試してみることにした。
文・写真/ベストカーWeb編集部O
なんでこんなに安いの? 安物買いの銭失いでは?
先日、近所にコーナンができたのでさっそく覗いてみたが、カー用品コーナーを見ると、ビックリ! 398円で簡易ボディコーティング剤が売っているではないか! こ、これは安すぎる。ケミカルメーカー簡易ボディコーティング剤の5分の1~4分の1の価格だ。
これって本当に使える代物なのか、ということで、今回はコーナンのプライベートブランド「LIFEFLEX かんたん撥水WAX(398円)」を購入。この商品のほかに同じ価格で「かんたん艶WAXスプレー」もあった。
コーナンだけじゃなく、きっとコメリやカインズも、簡易ボディコーティング剤があるに違いないと思い、その足で、コメリ、カインズに向かう。
やっぱりありましたね~。コメリに着くと「CRUZARD 輝くかんたんワックススプレー(398円)」を発見し、即購入。後で、ネットで見たら、輝く→弾くかんたんワックススプレーも(398円)あるようだが、今回お店にはこちらしかなかったので輝くかんたんワックススプレーを購入した。
東京練馬区から江東区のカインズホームへ向かう。道中、この移動のガソリン代を考えるとかえって高くなるのではとぼやきつつ、カインズに到着。
こちらにもやっぱりあった~。お店にあったのは「簡単艶ワックス(398円)」。お店にはなかったものの、ネットには同じ398円で「まるごと撥水スプレー」タイプも売っているようだ。
コメリ、コーナン、カインズ、3社ともにプライベートブランドの簡易コーティング剤があり、それぞれ撥水タイプ、艶重視タイプの2種類あるようだ。
さっそく購入したコメリ、コーナン、カインズの簡易ボディコーティング剤を試してみることにした。さらにケミカル用品メーカーとどう違うのか、ということで、超人気商品のプロスタッフ「CCウォーターゴールド(2080円)と比較してみた。
カインズ、コーナン、コメリの簡易ボディコーティング剤を施工!
フロントボンネットをシャンプー洗車した後、ノーコンパウンドのクリーナーを施工後、水洗いした。簡易ボディコーティング剤は濡れたままのボディに施工することが多いので、濡れたままにしておいた。
まずは、一番右のカインズ「簡単艶ワックス」から。中性で、成分はシリコーン、カルナバロウ、アルコール類とある。説明書の指示通りに、液剤をスプレーしながら水で濡らして固く絞ったマイクロファイバークロスで、濡れたボディ面を拭きあげていく。
施工する前に、10回ほどボトルを振ったが、白く濁ってはいるものの、ちょっと水っぽい印象。難なく、軽く拭きあげることができた。
続いて、コメリの「CRUZARD 輝くかんたんワックススプレー」。こちらはボディ専用でガラス面は使用不可。中性で成分はシリコーン、カルナバロウ、アルコール類。うーむ、スプレーボトルに書かれた説明文は超似ている。マイクロファイバークロスで拭き上げると仕上がりがよくなります。というくだりは同じだ。
こちらもボトルを10回ほどよく振ってボンネットにスプレーし、濡れたマイクロファイバークロスで拭きあげていった。こちらも白濁液は薄く、水っぽいかなと感じたが、吹き上げもスムーズで拭きムラや拭きスジもできなかった。
続いて、コーナンの「LIFELEXかんたん撥水WAXスプレー」。こちらも液剤は白濁していて、少し薄いというか水っぽい。中性で成分はシリコーン、撥水レジン、界面活性剤。
濡れたボディにスプレーし、濡らしたマイクロファイバークロスで拭きあげていった。こちらも拭きムラや拭きスジができず、軽く拭きあげていった。
最後は比較用として用意した、プロスタッフの「CCウォーターゴールド」。このボディコーティング剤は、濡れたボディにスプレーし、拭きあげていくタイプなのは3製品と同じだが、あれ、何か違うと感じた。
液剤が水っぽくなく、明らかに3製品と違って白くて濃いのだ。左端に3プッシュほどスプレーしながら拭き上げていった。濃いので、拭き上げの際、伸びていなないのかと思ったが、実際に使ってみるとよく伸びるし、拭きスジや拭きムラはできなかったのもいい。さすが違うわ~と思いつつ、ほかの3製品は398円だから約5倍のお値段。
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