■カインズ、コーナン、コメリの簡易ボディコーティング剤を施工!
フロントボンネットをシャンプー洗車した後、ノーコンパウンドのクリーナーを施工後、水洗いした。簡易ボディコーティング剤は濡れたままのボディに施工することが多いので、濡れたままにしておいた。
まずは、一番右のカインズ「簡単艶ワックス」から。中性で、成分はシリコーン、カルナバロウ、アルコール類とある。説明書の指示通りに、液剤をスプレーしながら水で濡らして固く絞ったマイクロファイバークロスで、濡れたボディ面を拭きあげていく。
施工する前に、10回ほどボトルを振ったが、白く濁ってはいるものの、ちょっと水っぽい印象。難なく、軽く拭きあげることができた。
続いて、コメリの「CRUZARD 輝くかんたんワックススプレー」。こちらはボディ専用でガラス面は使用不可。中性で成分はシリコーン、カルナバロウ、アルコール類。うーむ、スプレーボトルに書かれた説明文は超似ている。マイクロファイバークロスで拭き上げると仕上がりがよくなります。というくだりは同じだ。
こちらもボトルを10回ほどよく振ってボンネットにスプレーし、濡れたマイクロファイバークロスで拭きあげていった。こちらも白濁液は薄く、水っぽいかなと感じたが、吹き上げもスムーズで拭きムラや拭きスジもできなかった。
続いて、コーナンの「LIFELEXかんたん撥水WAXスプレー」。こちらも液剤は白濁していて、少し薄いというか水っぽい。中性で成分はシリコーン、撥水レジン、界面活性剤。
濡れたボディにスプレーし、濡らしたマイクロファイバークロスで拭きあげていった。こちらも拭きムラや拭きスジができず、軽く拭きあげていった。
最後は比較用として用意した、プロスタッフの「CCウォーターゴールド」。このボディコーティング剤は、濡れたボディにスプレーし、拭きあげていくタイプなのは3製品と同じだが、あれ、何か違うと感じた。
液剤が水っぽくなく、明らかに3製品と違って白くて濃いのだ。左端に3プッシュほどスプレーしながら拭き上げていった。濃いので、拭き上げの際、伸びていなないのかと思ったが、実際に使ってみるとよく伸びるし、拭きスジや拭きムラはできなかったのもいい。さすが違うわ~と思いつつ、ほかの3製品は398円だから約5倍のお値段。
■なんとなんと、違いがわからん! これでいいんじゃね!?
さあ、水をかけると、どのように弾くのか、さっそく水をかけてみた。
水をかけはじめると、え、マジ? カインズ、コメリ、コーナン、いずれの商品も「はじく! はじく! はじく!」。
各商品に差はあるのか、しばらく水をかけていたが、水はじき効果はほぼ同じ。業界用語で接触角度と呼ばれ、水玉がいかに真円に近いか、じっくり見ていたが、4商品大差なし。
「マジか、398円のこの商品でいいんじゃね!」と叫んでしまうほど、ちょい驚いた。水をかける前にボディの艶を見たが、CCウォーターゴールドが一番よかったものの、全然違うというレベルでもなかった。
うーん、各商品の差がなかなか見つからん。ただ耐久性についてはカインズ、コメリ、コーナンの商品はいずれもラベルに書いていなかった。CCウォーターゴールドは3カ月なのだが、3商品はどれくらい持つのか……。
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