パイオニアはカロッツェリア「楽ナビ」13機種を2024年5月16日に発表した。発売は6月を予定している。楽ナビならではの使いやすさに加え、優れたネット接続機能付きのモデルも選ぶことができる。停車してから2時間ネット接続可能など、使いやすくなった2024年モデルの進化をお伝えしよう。
文/ベストカーWeb編集部、写真/パイオニア
■9V液晶のフローティングモデルは557車種に取り付けが可能
2024年モデルの楽ナビのラインナップは、インターネット接続機能を持つ「ネットワークスティック」同梱モデルとスタンダードモデルの2種類に分かれる。液晶サイズは9V型を頂点に8Vと7Vをラインナップ。
9V液晶は、画面が前面にせり出したフローティングモデルも選択できる。モニターは上下、左右、前後と向きを変えることができるので、便利なのだ。また557車種に対応するなど、取り付けの自由度も増しているのだ。
予算に合わせて、TVチューナーやDVD/CDプレイヤーの有無などを選択しながら購入することができる。
気になる価格だが、ネットワークスティック同梱モデルが下記の通り。
RQ721-DC:17万円前後、RF721-DC:16万円前後、RL721-DC:15万円前後
スタンダードモデルは下記の価格だ。
RQ721:14万円前後、RF721:13万円前後、RL721:12万円前後、RW721/RZ721/RL521:10万円前後、RW521/RZ521:8万円前後、RW121/RZ121:7万円前後
高性能で使い勝手に優れ、さらにはコスパも素晴らしいのだ。
■楽ナビがWi-Fiスポットになる「ネットワークスティック同梱モデル」
楽ナビは、1998年の発売当初から「高性能で誰でもカンタンに使えるカーナビ」をコンセプトに魅力的な製品を出し続けている。
そして2023年には、「楽ナビ」で初となるオンライン対応モデルを発売。ネットワークスティックがあれば、車内Wi-Fi環境でのインターネット接続を実現し、同乗者はスマホなどで動画やオンラインゲームを楽しむことができる。
今回の新型では、車内向けインターネット接続サービス「docomo in Car Connect」による車内Wi-Fiスポットの利用時間が、エンジン始動後や走行後の停車時に最大2時間にまで拡大した。そのため、より柔軟にネットコンテンツなどを楽しめるようになったわけだ。
走行中だけでなく、休憩時間や送迎などの待ち時間も、ストレスを感じることなく車内Wi-Fiを利用できる。また、ネットワークスティック同梱モデルには「docomo in Car Connect」の1年間無償使用権が付属するのがうれしい。
「docomo in Car Connect」では、NTTドコモのLTE通信を用途に合わせた3つのプラン(1日550円、30日1,650円、365日13,200円:すべて税込)で利用できる。
通信を使って簡単に最新地図へ更新できる「自動地図更新」や、「スマートループ渋滞情報」をはじめ、「お出かけ検索(オンライン)」「ガススタ価格情報」「駐車場満空情報」など、ドライブに役立つ最新情報をネットから利用可能。
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