【12年間使える?? ベビーカー不要??】命を守るチャイルドシートの選び方 2019最新版

 子供が車に乗る際に欠かせない「ベビー・チャイルドシート」。お子さんの安全を守る大切な装備ですし、決して安い買い物ではありませんから検討を重ねて慎重に選びたいもの。

 チャイルドシートと総称して括られるモノのなかにも、新生児用の「ベビーシート」から、4歳以上用の「ジュニアシート」など、その種類は多岐に渡るというのが、これまでの常識でした。

 しかし、最近では新生児から12歳まで長く使える商品やベビーカーとしても使える商品も出てきています。 

 そこで今回は、何かと悩ましいベビー・チャイルドシートの選び方を解説。それぞれの特徴を知り、大切なお子さんを守る必須装備選びの一助となれば幸いです。

文:立花義人
写真:Adobe Stock


ベビーシート? チャイルドシート? 成長に応じた各種の機能と特徴

写真はISO FIX対応車と対応のチャイルドシートを付けた装着例。従来のシートベルトタイプに比べて確実に取り付けができ、現在のスタンダードになっている

 新生児~1歳くらいまでの首がすわっていない乳児専用のベビーシート、1歳~4歳くらいまでの幼児用のチャイルドシート、4歳~11歳くらいまでの児童が使えるジュニアシート、というように、ベビー・チャイルドシートには、子供の成長に合わせて段階があります。

 ベビーシートは、首のすわっていない赤ちゃんのために、フラットなベッドタイプのものが多く、さらに車の進行方向に向かって、後ろ向きの姿勢になるように設計されています。

 これは、万が一の際、衝撃を赤ちゃんの背中全体で受け止めて、力を極力分散するためです。

 ベビーシートを固定した状態で使用することが多い方でも、回転機能やリクライニング機能が付いたものであれば、赤ちゃんを乗せたり降ろしたりする際や、ママが赤ちゃんの世話をするときに便利。

 近年では、ベビーシートをクルマから取り外し、そのままベビーカーに装着して使うことのできる「トラベルシステム」というのも人気があります。

 また、チャイルドシートには、取り付け方式が、「ISO FIX(アイソフィックス)」対応のものと、シートベルトによる取り付けのものの2タイプがあります。

 ISO FIXとは、シートベルトを使わずに、車のシートにある金具にワンタッチで確実にチャイルドシートを取り付けできるシステムのこと。

 シートベルト取り付けでは、ベルトの締め付けが甘いと安全性に影響も出るので、取付けが確実で簡単な、ISOFIX対応のものがオススメです。

 なお、2012年7月以降発売の新車には、ISOFIX取付け金具の装着が義務付けられていますが、それ以前の車は、事前に装着できるかを確認する必要があります。

 非常に機能が豊富なベビー・チャイルドシートですが、お使いになるシーンによって欲しい機能を絞り込むことで、どの商品が適切かを判断しましょう。

【ロングユース派など目的別】オススメ チャイルドシート 3選

使える期間にも差があるチャイルドシート。使い方に応じてさまざまな機能に特化した商品も出てきている(PHOTO/Adobe stock ※写真はイメージです)

【1】頻繁に車で出かけるアクティブ派にはコレ!

 赤ちゃんと頻繁にお出かけする機会が多い方は、ベビーカーを使う機会も多いはず。そんな方には、ベビーカーとしてもチャイルドシートとしても使える、イスラエルメーカー製の「doona」という商品がおススメ。

 この商品は、ベビーカーを折りたたむとチャイルドシートとして使用できるのが特徴。車へのベビーカーの積み込みが頻繁にある方や、他人の車に乗せてもらったり、タクシーなどを使用する機会のある方には、非常に便利な商品です。

 ただし、新生児~1歳半頃までしか使用できないので、幼児用のチャイルドシートは別に用意する必要があります。

■doona/ISOFIX・シートベルト固定両対応 インファントカーシート

実勢価格/5万9400円 ※画像をクリックするとAmazonで商品の詳しい説明が見られます

 移動の際の問題を1台で解決するモビリティ。

 チャイルドシートモードで車、タクシー、飛行機の移動に。サイドウォークモードでお買い物、カフェ、エレベーターなど、せまい場所での使用に。お出かけモードで、赤ちゃんと一緒にお出かけを楽しむ時に。

【2】ロングドライブが多い快適移動重視派にはコレ!

 ロングドライブの多い方であれば、ママと赤ちゃんが、車内で快適に安全に過ごすことができる、多機能な商品を選ぶと良いでしょう。

 赤ちゃんは大人よりも体温が高く、皮膚面積も小さいため、汗をたくさんかきます。そのため、汗をよく吸収する素材であったり、通気性の高い設計となっていると、赤ちゃんにとって快適。

 また、チャイルドシートがワンタッチで「クルッ」と回転する製品は、赤ちゃんの乗せ降ろしの際や、お世話をする時に、とても便利です。

■コンビ/ホワイトレーベル チャイルドシート クルムーヴ スマート ISOFIX エッグショック JJ-650

実勢価格/5万2000円 ※画像をクリックするとAmazonで商品の詳しい説明が見られます

 頭と体が柔らかい新生児のために背面のエッグション面積を拡大。頭部エッグションパッドが厚さ20mmへ増量。 どのリクライニングポジションでもターン操作ができるストレスフリー設計。

【3】子供の成長に合わせて長く使いたいロングユース派にはコレ!

「ロングユースタイプ」であれば、子供の成長に合わせてシートのモードを切り替えることで、長期間の使用が可能。

「超ロングユースタイプ」のグレコ マイルストーンという製品は、新生児から買い換えなしで12年間使用可能であることが特徴で、チャイルドシート装着義務の6歳を過ぎてからでも、使用できる設計となっています。

■GRACO (グレコ)/ロングユースチャイルドシート マイルストーン アルミニウム GR

実勢価格/2万2680円 ※画像をクリックするとAmazonで商品の詳しい説明が見られます

 新生児期の後ろ向きチャイルドシートモード、体重9kgからの前向きチャイルドシートモード、15kgからのジュニアシートモードと、子供の発育に応じて形を変化させての対応が可能。

◆  ◆  ◆

 安く買えるからと、カー用品店や赤ちゃん用品専門店で実物を見ずに、ネットだけの情報で購入してしまうのはお勧めできません。

 デモ商品に触れて、レバーの位置や使い心地、素材の雰囲気、色など、購入前に使いやすさを確認するようにしましょう。

 大切な赤ちゃんと快適に、そして安全に移動するため、じっくり検討して納得のゆくチャイルドシート選びを。

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