生産終了になる前に必ず乗っておけ! 今こそ狙いたい絶滅危惧種5選

生産終了になる前に必ず乗っておけ! 今こそ狙いたい絶滅危惧種5選

 ひと昔前は人気のあった“あのカテゴリー”も、今や風前の灯火状態に……。全盛期を知るオールドファンにとっては何とも寂しいかぎりだが、とはいえイマドキのクルマのなかに骨のあるモデルがまだまだ存在することも事実。

 そこで! ここでは軽オープン2シーターにVIPカー、ホットハッチに軽ホットハッチ、さらにはステーションワゴンという5つのカテゴリーにおける狙い目の一台を紹介。いつの時代もマジョリティよりマイノリティでありたい、というそこのアナタ。だったら、絶滅危惧種を狙うのがイイかもよ。

※本企画は「生産終了がすでに決まっている車種」と、「ライバル不在でジャンルごと消滅しそうだけど頑張っている車種」が並列して出てきますので、ご注意ください。立場は大きく違いますが、どちらのクルマもとってもお薦めです!!

文/FK、写真/スズキ、ダイハツ、日産、マツダ

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軽オープン2シータースポーツ最後の砦、2代目コペンに乗りたい!

生産終了になる前に必ず乗っておけ! 今こそ狙いたい絶滅危惧種5選
第4のモデルとして2019年に登場したGR SPORT。アンダーボディに補強材の追加や形状変更を施す、空力を向上させるパーツの採用など、よりスポーツカーに近いドライバビリティを追求。これで238万円~243万5000円はお買い得!

 新骨格構造のD-Frameや内外装着脱構造のDRESS-FORMATIONの採用が話題を呼んだ2014年登場の2代目コペン。64psの最高出力を誇るツインカムDVVT 3気筒12バルブインタークーラーターボ付きエンジンと、入念なボディチューニングによって高い曲げ剛性&ねじり剛性を実現したD-Frameが織りなす軽快な走りもさることながら、その最大の特長はひとつのモデルで「ローブ」、「XPLAY」、「セロ」、「GR SPORT」という4タイプの異なるデザインを展開していること。

 加えて、コペンの個性を際立たせているのがDRESS-FORMATIONだ。実は、先に紹介したローブとセロは樹脂外板(ボンネットフード、トランクフード、フロントとリアのバンパー、フロントとリアのフェンダーなど)に互換性があり、全身の着せ替えはもちろん、フロントだけ、もしくはリアだけの着せ替えも可能で服をコーディネイトするかのように外板の着せ替えを楽しむ……という新たな価値観も生み出した。

 S660が2022年3月で生産終了となり、軽オープン2シータースポーツ最後の砦となったコペン。個性の塊とも言える不世出の一台なだけに「一度は乗ってみたい」と思うのは誰でも同じ!?

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