もし街で見かけて「あのクルマの名前は?」と誰かかから聞かれた際に、クルマ好きならささっと答えたいところ。でも、一部だけ見ると「あれ…、このクルマ、なんて名前だったっけ…??」となること、ありませんか。本企画では、一部の写真から車名を当てるクイズをお届けします(クイズ公開時点での現行販売車のみ)。「知ってる!」という方は、このクルマの思い出や知識とともにSNSで正解を呟くと、このクルマの思い出や知識がひとつ増えることになります。
文/ベストカーWeb編集部
難易度…★★★☆☆
【現行車の「顔」の一部だけチャレンジギャラリー】画像の一部で車名が分かる?
■このクルマの車名は……?
正解…日産・NT100クリッパー
間違えやすい車名…NV100クリッパー、スズキ・キャリイ、マツダ・スクラム、三菱・ミニキャブ
※日産マークと、マークの貼ってある部分がVモーショングリルチックになっているのがクリッパー。ちなみに、NV100クリッパー(バン系)に対してはヘッドランプ形状がより丸みを帯びている。
現行型クリッパーが発売されたのは2015年2月。スズキ・キャリイのOEMだ。
軽トラ、軽バンといえばダイハツorスズキといったところだが、この日産・クリッパーは面白い歴史を持っている。
初代クリッパーは1958年、日産合併前のプリンス自動車が発売したトラック。車名の由来である英語の「clipper」は「木ばさみ」や「快速帆船」といった意味を持つ。
この初代は1.5Lの直4エンジンを搭載しており、最終的に排気量は3Lを超えるクラスまで大型化した。そして1981年、その役目を同社のアトラスに譲って一旦歴史を閉じる。
その後クリッパーの名前は20年強眠っていたのだが、2003年9月、三菱自動車からのOEMで軽トラックとして復活した。
なぜ今はスズキなのか。それは三菱の軽商用車撤退に伴い、スズキからのOEMに切り替わったからだといわれている。
軽トラックに歴史あり。プリンス・クリッパーの血統と考えて、敢えてこのクルマを選ぶというのも面白そうだ。
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