もし街で見かけて「あのクルマの名前は?」と誰かかから聞かれた際に、クルマ好きならささっと答えたいところ。でも、一部だけ見ると「あれ…、このクルマ、なんて名前だったっけ…??」となること、ありませんか。本企画では、一部の写真から車名を当てるクイズをお届けします(クイズ公開時点での現行販売車のみ)。「知ってる!」という方は、このクルマの思い出や知識とともにSNSで正解を呟くと、このクルマの思い出や知識がひとつ増えることになります。
文/ベストカーWeb編集部
難易度…★★☆☆☆
【現行車の「顔」の一部だけチャレンジギャラリー】画像の一部で車名が分かる?
■このクルマの車名は……?
正解…スズキ・ジムニーシエラ
間違えやすい車名…ジムニー
※シエラの方が全幅がある。樹脂のフェンダー有無で見比べよう。
完全な軽規格であるジムニーに対し、ジムニーシエラは1.5Lのエンジンを搭載。全幅もジムニーに対し広げられ、走行安定性を向上させている。
そんなジムニーシリーズだが、実は源流は社外にある。「ホープ自動車・ホープスター ON型4WD」という福岡県にあった企業のクルマがそれだ。
このメーカーは1950年代の日本で軽3輪トラック市場を切り開いた(一時期は現マツダとも肩を並べるともいわれた)企業なのだが、自社でエンジン生産能力を持たなかったことを遠因として経営が悪化し、経営不振に陥ってしまった。
そんなホープ自動車の「軽自動車規格の四輪駆動車」製造権を、先代スズキ社長である鈴木修氏が購入したというのが歴史の始まりである。1960年代の終わり頃の話だ。
そんなジムニーにシエラが追加されたのが1993年。1988年に誕生したエスクードに譲る形で廃止された登録車仕様のジムニーが復活する際に付けられた名だ。
現行型は2018年登場。歴史を感じながら乗れる名車といえるだろう。
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