日本自動車会議所会長の初仕事はスーパーGTに150戦も200戦も参戦している「鉄人」たちへのサプライズなプレゼントだった! 会長就任時に「クルマをニッポンの文化に!」と想いを語っていた豊田章男会長が動き始めた。
文・写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】モータースポーツをもっと盛り上げたい!!!! スーパーGTの鉄人たちに贈呈した特別プレートがこちら!(3枚)画像ギャラリー「モータースポーツをもっと盛り上げたい!」という強い想い
豊田章男会長が日頃から口にする「モータースポーツをもっと盛り上げたい!」という言葉。自らルーキーレーシングというチームを持ち、レーサーやエンジニアはもちろん、裏方にも心を配りレース業界が魅力的なものになるよう、時間を割いて現場に足を運び精力的に活動してきた。
今回スーパーGTを牽引してきた立川祐路選手(2023年に引退し現在は監督)、松田次生選手、石浦宏明選手、大嶋和也選手の4人にスーパーGT出走記念プレートを贈呈した。立川選手は200戦、松田選手、石浦選手、大嶋選手は150戦出場を称えたプレートだ。熾烈なスーパーGTの戦いを150戦も200戦も出場する凄さを豊田章男会長は肌で知っているからこそ、彼らへの感謝の気持ちを表したかったのだろう。
マレーシアのセパンで行われたスーパーGTの会場での贈呈に4人は驚きと喜びを隠せない様子で、自身のSNSでそのサプライズを発信していた。なおプレートはマレーシアの伝統工芸品ということで、豊田章男会長らしい心のこもった演出がニクイ。
「立川選手、松田選手、石浦選手、大嶋選手、650戦分の物語をありがとうございます。次の世代にも語り継いでほしい……その様なファンの皆さまの想いを代表してプレートにさせて頂きました。日本自動車会議所会長 豊田章男」
日本自動車会議所の会長として4人を「表彰」することで、スーパーGTはもちろん、レース業界に注目が集まり、現場が励みになり、結果モータースポーツを盛り上げることにつながれば、という気持ちが伺える。
「クルマをニッポンの文化に!」というスローガンで船出した新しい日本自動車会議所。日本自動車車会議所と豊田章男会長はモータースポーツだけでなく自動車業界のさまざまな功労者や団体を積極的に表彰していくことで、クルマが文化となるための土壌づくりを進めていくはずだ。豊田章男会長、次のサプライズを期待しています!





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