盛り上がりが予想されるEVフォーミュラで今後の活躍が期待される
チームの今井真聖CP(チームキャプテン)は「EV車検の半分ほどで時間切れとなってしまい、動的審査には出場できませんでした。公式な記録としては残らないのですが、その後のフォローアップの模擬車検でEV車検と機械車検はクリアできることが確認できました。
通常のICV車両(ガソリンエンジン車)が受ける機械車検自体はほぼ一発でクリアできたのですが、EV車検は時間がどうしてもかかってしまうことが問題でした。他には電気車検用の書類であるESF(電気システムフォーム)を提出したのですが、そちらの内容が薄く、その合格ラインを満たしていなかった点も反省点となります。
その基準を満たしていれば、車検で省略できる部分も出てくるはずで、そこで時間を削ることができたら、動的審査に進むことができたのではないかと思うと残念です」と、学生フォーミュラのEVクラスへの挑戦の厳しさ、製作スケジュール管理の難しさを語ってくれた。
動的審査まで持ち込んだEVはわずか2チームのみと、EVフォーミュラ製作はなかなか難しいことがうかがえる結果となった。しかし、今年は4チームがICVクラスからEVクラスに変更するなど、今後ますますの盛り上がりが予想される。日産自動車大学校が、来年、全種目完走できること、そして上位入賞できることを期待したい。
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