2024年3月18日、パリダカールラリー日本人初総合優勝などのリザルトを残したレジェンドドライバー篠塚建次郎さんが亡くなった。享年75。その多大なる功績を偲んでご冥福をお祈りいたします。
文:ベストカーWeb編集部/写真:編集部、三菱自動車、西尾タクト
■三菱自動車社員としてラリー活動を本格化
篠塚建次郎さんが亡くなった。新聞報道によるとすい臓がんのため、2024年3月18日午前に長野県の病院にて息を引き取った。享年75。「シノケン」さんの愛称で多くのファンに愛されたレジェンドドライバーだけに、その突然の死に悲しみの声が絶えない。
1971年に三菱自動車に入社。ファクトリードライバーとして活動を開始。1991年にはギャランVR-4で世界ラリー選手権(WRC)で日本人初優勝を飾り、1997年にはパリ・ダカールラリー(パリダカ)で日本人初総合優勝を果たした。
パジェロで砂漠を駆け抜ける姿に多くの人が心を打たれた。第一線から退いた後も、専門学校や母校東海大学とのジョイントで活動を続けるなど、若者への活動も続けていた。2022年自動車殿堂入りを果たす。
ベストカーも1990年代から取材をさせていただいた篠塚建次郎さん。いつも真摯にご対応くださったその姿が脳裏を離れない。心よりご冥福をお祈りいたします。
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