■「おとなしい顔」になって新型デビュー
2018年12月17日、現行(4代目)プリウスが2015年12月の発売以来最大のマイナーチェンジを実施した。
大きな変更点は以下のとおり。
◎フロントマスクおよびリアライト周りのデザイン変更
◎内装に(プリウスPHVでオプション装備されていた)縦型大型ナビをオプション設定
◎コネクティッドサービスを提供
◎安全技術パッケージ「トヨタセーフティセンス」を全車標準化
◎(安全装備等の充実により)7万〜9万円の値上げ
まず当サイトで先ごろ報じていた「(新型は)片側4連LEDを採用」という情報は間違っていたことをお詫びしたい。申し訳ありませんでした。
上記のほかには、駐車場などから後退する際に、左右後方から接近してくる車両を検知し、ドアミラー内のインジケーターの点滅とブザーにより、注意を喚起する【リヤクロストラフィックアラート】をオプション設定したり、またスマートフォンアプリ「LINE」にマイカーを「友達」として追加することで、ナビの目的地登録や航続可能距離の確認などができるLINEマイカーアカウントを設定できるようになったところに新規性がある。
個人的には(上級グレードに設定されている)フロントコンソールトレイ内に設置された「おくだけ充電(ワイヤレス充電)」のスペースを拡大し、大型スマートフォンにも対応した変更が、細かくてもなかなか気が利いていると感じた。
その上で、今回の最大のポイントはやはり、これまで大きな特徴であったフロントマスクの変更にある。
先般より予告されていたとおり、これまで縦に大きく切れ込んでいたヘッドライトを「そのまま処理」に変更し、およなし「顔」になっている。
今回のマイチェンにより、ここ最近「車種別月販台数ランキングベスト5」から外れていたプリウスが、再び圏内に返り咲くことができるのか。
年末年始の繁忙期に注目したい。
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