スズキスイフト新型スタンバイ!! ほかスズキ&ダイハツ2022年のラインナップを追う!

スズキスイフト新型スタンバイ!! ほかスズキ&ダイハツ2022年のラインナップを追う!

 片や2020年の「ブランド別新車販売台数」がホンダを抜き初の2位へと躍り出たスズキ。片やロッキー・タフトなどを筆頭に、こちらも好調が続くダイハツ。

 なにかと「ライバル」として扱われることの多い両社だが、今年、そして翌年と、新型モデルやフルモデルチェンジが相次ぐ。

 ここでは5代目となる新型スイフトの情報を中心に、ダイハツ・スズキ 2022年の展望をご紹介する。

【画像ギャラリー】スイフト アルトラパン ムーヴキャンバス…スズキ・ダイハツの2022年ラインナップをギャラリーでチェック!!!(44枚)

※本稿は2021年1月のものです
文・予想CG/ベストカー編集部、写真/SUZUKI、DAIHATSU、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2021年2月10日号


■新開発プラットフォームでついに新型へ! スズキ スイフト(2022年7月デビュー)

 欧州車的な仕上がりでクルマ好きから高く評価されるスイフトの5代目が、来年7月に登場する。

 基本的にはこれまでのコンセプトをキープしたうえでのモデルチェンジとなるが、プラットフォームは新開発のものが採用される見込み。

5代目を数えるスズキ スイフト(画像はベストカー編集部による予想CG)
5代目を数えるスズキ スイフト(画像はベストカー編集部による予想CG)

 ただ、現行4代目にも車体軽量化に大きく貢献する新プラットフォームが採用されているため、5代目に使われるものが、完全新開発のものか、それとも現行プラットフォームの大幅改良版なのかは、現時点では判明していない。

 そのプラットフォームの上に被さるボディのデザインも、基本はキープコンセプト。

2代目以降、大きく質感の向上したスイフトの内装。当然新型も期待できる。後席スペースは国産ライバル車より、やや狭めになる可能性があるが、それもスイフトの個性だ
2代目以降、大きく質感の向上したスイフトの内装。当然新型も期待できる。後席スペースは国産ライバル車より、やや狭めになる可能性があるが、それもスイフトの個性だ
ぶつからないための予防安全技術も最新世代のものが採用される
ぶつからないための予防安全技術も最新世代のものが採用される

 多少角ばった印象になるというが、デザイン力には定評のあるスズキだけに期待していいだろう。

 気になるパワーユニットは、1.2L NAと1.2Lベースのマイルドハイブリッドが継続して用意される。いずれも大幅に改良されたもので、燃費性能およびパワーフィールなどは、現行型のものを大きく凌ぐ。

発電効率に優れたISGを使ったマイルドハイブリッドシステムは5代目にも継続採用される
発電効率に優れたISGを使ったマイルドハイブリッドシステムは5代目にも継続採用される

 残念ながら現行型に存在しているストロングハイブリッドは、新型には搭載されないもよう。このあたりの事情は、スズキのコンパクトハイトワゴンであるソリオと同じで、ユーザーの購入目的や好みに合わせた判断となっている。

 スイフトといえば走りに特化したスポーツモデル「スイフトスポーツ」の存在が気になるが、新型ベースのスイスポは新型発売開始の1年後、2023年に登場予定だ。

お手頃価格で本格スポーツ。日本の宝、スイフトスポーツは2023年登場の予定(写真は現行型)
お手頃価格で本格スポーツ。日本の宝、スイフトスポーツは2023年登場の予定(写真は現行型)

 現行型が積む1.4Lターボをさらに洗練させて搭載し、当然6速MTも用意される。価格も控えめで、「日本スポーツカー界の良心」的立場も不変だ。

次ページは : ■アルトラパンも2022年6月フルモデルチェンジ!

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