昨秋からのラインナップ一新を経て、レヴォーグ発売、BRZの世界初公開(北米)と、怒涛の新型ラッシュが続くスバル。
今年(2021年)もその勢いは衰えず。WRX S4、レガシィアウトバック、さらにはSUVクーペ「アドレナリン」と、ファンにとって楽しみなモデルが続く。
そして2022年、いよいよ復活すると目されているのがWRX STIだ。インプレッサとともに最新情報をお届けする!
●スバル2021年のラインナップ
・BRZ(7月)
・WRX S4(8月)
・レガシィアウトバック(10月)
・アドレナリン(12月)
【画像ギャラリー】2022年登場! スバル WRX STIとインプレッサ 予想CGと最終仕様・現行型を比較!
※本稿は2021年1月のものです
文・予想CG/ベストカー編集部、写真/SUBARU、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2021年2月10日号
■2.4Lターボ搭載! 出力は400ps級!!! 新型WRX STI(2022年3月デビュー)
堅牢で耐久性に優れた名機・EJ20型エンジンの生産終了により、現在スバルのラインナップから姿を消しているWRX STIが、来春に復活する。
新型はプラットフォームがSGP(スバル・グローバル・プラットフォーム)になり、さらにレヴォーグで高い評価を得ているフルインナーフレーム構造も採用。
大幅に高められたボディ剛性による走りの質感向上が期待される。
その新たなボディに搭載されるエンジンは、北米で販売されるSUV、アセントが積むFA24型2.4L直噴ターボ。
このエンジンは今夏にデビューする新型WRX S4にも採用されるものだが、S4が290ps程度の出力に抑えられるのに対し、STIは高度な専用チューニングにより400ps/50.0kgm級のパフォーマンスを目指して鋭意開発中だという。
これは新型WRX STIが、421ps/51.0kgmの出力を発生する、最強の2Lターボ搭載車・メルセデスAMG A45S 4MATIC+を開発ターゲットとしているからであるが、この強敵にWRX STIがどこまで迫れるか注目される。
トランスミッションの設定は6速MTのみになる予定。メルセデスAMG A45Sのミッションは8速DCTであり、このあたりにメーカーごとのスポーツに対する考え方の違いが見られるようで面白い。
予想価格は450万~550万円。内容を考えれば、正直バーゲンプライスだ。
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