男も女も関係なく運転手は会社の財産のはず
約3カ月という短い間に「人生のジェットコースター」に乗せられてしまったのかというぐらいにいろいろとありましたが、今まで経験のなかった大型トラック(低床四軸)に中型トラック、そしてフォークリフトの練習ができたので良かったと思うことにします。
相性もあるかも知れませんが、条件が良い会社=居心地の良い働きやすい会社だとは限らないみたいですね(もちろん大半が良い会社だとは思いたいですが……)。勉強になりました(笑)。
たとえるならスピード離婚、そんな感じに、またも「無職」へと逆戻りしてしまった私は、現在も就活の真っ最中なのであります……。
退職を決めた直後には「バラセメントやコンクリート製品を主に運搬している」という運送会社が「トレーラの運転手」を募集しているのを知り、早速の応募!
とりあえず面接までは漕ぎ着けたものの、定年間近という感じの面接官の「女性差別」とも思えるような対応に失望しました。
「女性ドライバーは時々見かけるけど、ウチの会社では今まで女性を雇ったことがなく、前例がないので扱い方に困るし、荷主が何と言われるか……」。女性=珍しい動物!?
私としては、今までも「男社会」といわれる中で働いてきている経験もあるのだから特別視しないで、同じように扱ってくれても構わないと思っているのに「運転手たちがキレイな女性と一緒に働いて変な気を起こしちゃっても大変だしねぇ……」。
確かにセクハラ問題が絶対にないとは言えませんが、恋愛は自由ですよ、私は既婚者ですが……(笑)。
予想通りというか、残念ながら「不採用」という結果でしたが、女性というだけで拒否反応し面接すらしてくれないという会社の本音が少し見えた気がします。
運送業界の人材不足解消のため国土交通省の「トラガール」と称した「女性の活用」を推進する取り組みもあるみたいですが、実際には「まだまだ」のようですね。
常連となりつつあるハローワークの担当者からの「資格と経験があるのだから有利」という言葉を信じ、今も運送業界に復帰することを希望してはいますが、正直なところ「こだわる必要はないのでは?」「未経験でも運送業界より働きやすい環境が整っていて、自分に向いている仕事があるのではないか?」と心が揺れることもあります。
それでも新聞の折り込みの求人広告や無料配布されている求人誌で「運送会社」を真っ先にチェックしてしまうのは習慣なのか本能なのか(笑)。
運送会社は、トラックだけあっても、動かせる運転手という存在がなければ会社も物流も成り立ちませんよね。
「人材ではなく人財」。その財産はモノではなく心も足もあるのですから、大切に扱わないと私みたいに逃げ出しちゃいますよ(笑)。
「運転手は会社の財産」、今度はそう思ってくれる会社と巡り合えることを願っています。
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