ホンダの上級グレードとしてすっかり定着したのがモデューロXだ。現在はフィットとフリード、そしてステップワゴンに設定されており、S660は発売されるやいなやたちまち完売となってしまった。
ホンダアクセスが手掛けるこのシリーズは、質感の高いエクステリアとインテリア、そして土屋圭市氏をテスターに迎えての実走テストによって仕上げられている。
人気のヴェゼルにも追加設定が期待されていたが、そのコンセプトモデルが東京オートサロン2022のホンダブースに登場した。今回はモデューロXを手掛けるホンダアクセスのコンセプトモデルをご紹介しよう!
文・写真/ベストカーWeb編集部
■待望のモデューロXのプロトタイプを展示
ホンダブースの中で大きく目を引く赤いボディのSUVこそ、ホンダヴェゼルe:HEVモデューロXコンセプトだ。モデューロXといえばホワイトがイメージカラーだったが、今回のコンセプトカーはプレミアムクリスタルレッド・メタリックを採用。
フロント部ではXの文字をモチーフにした専用グリルと専用フロントバンパーが大きく主張している。ミラーにはブラック塗装のカバー、フェンダーにはボディフェンダーアーチプロテクターがとりつけられるなど細かくグレードアップが図られているのが注目ポイントだ。
テールゲートスポイラーはハイマウントストップランプ付きの専用品で、リアのバンパーはディフューザー付きのエアロタイプとなっているので、走行安定性も高まっていそうだ。
足回りは専用のサスペンションと18インチのホイールが組み合わされる。現在土屋圭市氏が開発陣とともに徹底的な走り込みを行っており、サスペンションの動きやエアロの効果などがテストされているという。
残念ながらインテリアは非公開となっていたが、レッドステッチ入りの本革巻きステアリングや、ロゴ入りのシートの採用などが発表されている。
これまでのモデューロXシリーズ同様の高い完成度が期待できる仕上がりのコンセプトカーで登場が楽しみである。レッドカラーが大きく期待を膨らませてくれる1台だ!
ホンダアクセスのホームページには土屋圭市氏によるテストカーの実走動画もあるので、ぜひチェックしてもらいたい。
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