■ヒルクライム用N-ONEのコンセプトカー
次にご紹介するモデューロのコンセプトカーはN-ONEをベースとしたヒルクライム仕様車。残念ながら開催されなかった2021年の東京オートサロンに展示される予定だったのだが、ネットでは公開され、今回初めて一般公開となった。
さらに今回の公開に合わせて、ネット公開されたものからリアのテールゲートスポイラーやディフューザーを進化させた2022年バージョンになっているという。
非対称なカラーリングと形状のフロントマスクは、1983年に発売されたシティターボII通称「ブルドッグ」をイメージしたデザインとなっている。スポーティなだけでなく、丸目デザインを生かした愛らしさを伴ったスタイリングだ。
ヒルクライム競技に必要な峠道でのハイスピードコーナリングを実現するため、ボディを軽量化。前後バンパーとボンネットにはカーボンと樹脂を合わせたCFRP素材を採用。
リアには大型のテールゲートスポイラーを装着し、全体的に大きなダウンフォースを獲得しているという。コンセプトカーとはいえ、こちらもホンダアクセスの流儀で実走テストを行っており、足回りと空力の設定を行っているという。
現在のところ発売の予定はないが、反響によっては可能性もあるとのことだ。ホンダアクセスのtwitterアカウント「オモスポ」で最新情報を公開しているので、こちらも注目だ!
■カラーリングが絶妙な楽しいN-VAN
ホンダブースの入り口、一番目立つところにあるのが、N-WGNベースのコンセプトカー「N-WGN PICNIC」だ。
大きく手が入ってとても親しみやすいフロントマスクは、一瞬N-WGNとは思えないほど。専用のグリルやバンパーに加えて、ヘッドライトやフォグランプ、ウインカーまで専用品となっている。
そして素晴らしいのが専用の2トーンカラーだ。グレイッシュブルーとマットアイボリーの組み合わせはとても個性的で、これにウッドの装飾が組み合わせられることによって美しい仕上がりとなっている。ぜひ市販車にも取り入れてもらいたい安らぎを生むカラーリングだ。
N-WGNを使って家族で週末にピクニックを楽しむためのコンセプトカーというだけあって、遊び心あふれる工夫が随所に取り入れられている。例えばトランクにぴったり収納できる折りたたみテーブルを備える。
また車内には本革を使った小物入れや荷室に荷物を固定するためのテールゲートループが取り付けられている。テールゲートを開いてランプを吊るすことができるなど使い勝手もいい。
思わず出かけたくなってしまうような、楽しいコンセプトカーだ。
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