レクサスLSといえば泣く子も黙る高級サルーン。新車で買えば1100~1800万円という高嶺の花だが、中古車となると話が変わる。前期型の10万kmオーバーなら200万円台、5万km以下でも300万円台で手に入るのだ。この値段なら検討するっきゃない。しかも今なら魔法のアップデートもできるのよ!!
文:ベストカーWeb編集部/写真:トヨタ自動車
【画像ギャラリー】一生に一度は乗りたいレクサスLSの後席がこちら!(85枚)画像ギャラリー5万km以下の個体でも300万円台!
2023年夏くらいから、中古車市場では現行レクサスLSの前期型が値下がりを始めた。その傾向はずっと続き、2025年に入るとなんと200万円台の個体も! 前期型とはいえ2017年に登場したXF50型に違いはない。
レクサスは近年SUVを次々と投入し、話題の中心もRXやLX、GXといったモデルにシフトしつつある。LSはそんな昨今の風潮の「わりを食った」形だが、プレミアムサルーンの持つ乗り味や静粛性、ゴージャスさは依然として第一級のものだ。
そんなクルマが激安なのだから、これは一考の価値がある。改めていうが狙いは前期型。2017年のデビューから2020年11月に行われたマイナーチェンジまでのモデルだ。
具体的な相場だが、10万km超でいいというなら200万円台。5万km以下のモデルなら300万円台後半から見つかる。LSにはV6ツインターボの「500」と、そのハイブリッドモデルである「500h」があるが、ハイブリッドモデルでも300万円台の個体が売られている。
狙い目はタマ数の多いIパッケージ
LSの装備面を見ておこう。レクサスのフラッグシップだけに見た目の存在感は圧倒的。前期型のヘッドライトはZ型だが、後期型では形状が変更されている点が、モデルライフ的な相違点となる。
豪華な内装はダッシュボードの形状こそわずかに違うが、前期・後期共通。ただしレザーシートのヘタレ具合などは実車を確認したい。インフォテインメント系だが、前期はディスプレイがタッチパネル式ではなく、アップル・カープレイとアンドロイド・オートに非対応。カーナビは内蔵システムを使おう。
安全装備は、後期型が搭載したレクサス・チームメイトにこそ非対応だが、高度な機能を持つ「レクサス・セーフティ・システム+」が全グレードに標準装備。さらに高級グレードは歩行者注意喚起や操舵回避支援を行うプリクラッシュセーフティ機能も備えている。
グレード的には「素」のモデルとなる「LS500」はあまりマーケットに出てこない。圧倒的に多いのがその上の「Iパッケージ」というグレードだが、エアコンが左右シングルだったり若干装備面で劣るものの、本革シートや19インチホイールを装備する点は上位グレードと遜色がない。激安でLSに乗るなら、このIパッケージがオススメだ。
KINTO FACTORYによるアップデートも可能!
格安でLSを手に入れたらぜひとも検討したいサービスがある。それがKINTO FACTORYの手がける「パワートレイン ソフトウェア アップグレード」だ。
実はLSは、2020年のマイナーチェンジで、パワートレイン制御を見直している。その後期型の制御を、コンピュータの書き換えで前期型にも適用できるのだ。「LS500」「LS500h」の両方に対応していて、前者なら加速レスポンスの向上、後者ならバッテリーアシスト量の増加でパワフルな加速感が得られる。価格はECU交換なしなら16万930円、交換ありなら19万1180円だ。
マイナーチェンジ前モデルにもきめ細かい配慮を行うあたりは、KINTO FACTORYを擁するトヨタならでは。最新モデルと同等の走りが味わえるモディファイだけに、中古車購入とセットで考えよう。























































































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