■ライバル続々登場でC-HRの立場に変化あり!
現在、C-HRの中古車の流通台数は約3090台と非常に豊富だ。3カ月前の1月上旬の時点が約3030台で、その後ピーク時には約3200台まで増えたものの、現在の約3090台で落ち着いている。中古車の平均走行距離は3カ月前が約1.7万kmで、現在は約2万kmまで延びている。
その走行距離の延長に比例して、中古車の平均価格も3カ月前の約229万円から約216万円へと3カ月で13万円も値落ちしているのだ。このスパンを長くしてみると、約1年前の2019年5月の平均価格は約243万円だったが、その後順調に値落ちし、マイナーチェンジで値落ちに拍車がかかり約216万円まで値落ちが進んでいる。
年間で27万円値落ちしたC-HRだが、直近3カ月でその半額近い13万円の値落ちを記録していることから、やはり自車のマイナーチェンジだけでなく、「ライズ/ロッキー」の台頭による影響はC-HRの中古車に大きく出ている。
C-HRの中古車の価格帯は約140万~約372万円で、300万円を超えるクルマはほとんどがカスタマイズカーとなっている。一方、200万円以下の購入できる中古車の台数は約950台となっており、デビュー当初の価格が約250万~約300万円だったことを考えるとかなり割安感が高くなっている。
グレード構成を見ると、最上級グレードの「ハイブリッドG」が約53.4%と圧倒的に多く、続いて「1.2G-T 4WD」の12.5%、「ハイブリッドS」の約8.8%となっている。
ボディカラーは白(パール)系が圧倒的だが、イエローは約59台、オプションのセンシュアルレッドマイカは約193台、すでに絶版となっているラディアントグリーンメタリックは約46台、ダークブラウンマイカメタリックが約45台と現在のところ様々なボディカラーが流通している。
オススメのグレードはやはり流通台数の多い「ハイブリッドG」で、価格帯は約140万~約370万円。200万円以下でも約430台も見つけることができる。ボディカラーも多彩だが、ディーラー系販売店の車両も多く流通しているので購入後の保証なども安心だ。
また、マイナーチェンジで登場した「GR SPORT」もハイブリッド車は14台、ターボ車は5台早くも流通している。大ヒットモデルだけに、中古車の発生量も多く相場は値落ち基調。しかも、ボディカラーも多彩とC-HRの中古車は買いの材料しか見当たらない状況だ。
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