文・写真/服部朗宏
【画像ギャラリー】連続する急カーブ、急こう配を体験! 都心からのアクセスもいい箱根観光は登山電車でいかが?(12枚)画像ギャラリー首都圏から気軽に足を運べる観光地として古くから愛されてきた箱根。コロナ禍の影響が薄らいできた最近では、気分転換に日帰りで行けるスポットとして再注目されている。箱根への足と言えば「天下の嶮」をくねくねと登っていく箱根登山鉄道。1919年開業の登山電車のこう配は、歯車やケーブルを使わず、車輪とレールとの摩擦だけで走る一般の鉄道としては日本一で、1000mにつき80m上る(1000分の80=『80パーミル』)ほどの急な坂。ちなみに、JRなどの幹線区間では25パーミルでも「急こう配」と言われるほど。急な坂道をぐいぐいと登っていくため、ほかの鉄道にはない独特で特殊な装備や施設も多い。加えて初夏はアジサイ、夏は深い緑、そして秋は紅葉に彩られ、見ても乗っても楽しい路線だ。これから始まる紅葉シーズン、久しぶりの方も初めての方も、いつもはクルマで行くって方も、この秋は登山電車で箱根を目指してみよう。
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