ダイハツが2017年11月16日、マレーシアとの自動車生産・販売の現地合弁会社「プロドゥア」との共同開発である「マイヴィ」がフルモデルチェンジしたと発表しました。
このマイヴィ、写真を見るとなかなかにカッコいい。マレーシアの自動車事情と合わせて、このクルマについて紹介します。
文:ベストカーWeb編集部 写真:DAIHATSU
■このアジア戦略車、日本導入してほしい!
マレーシアの自動車メーカーといえば「プロトン」が有名だが(マレーシア政府主導で設立されたが、筆頭株主がいくつか変更することになった)、長くトップシェアだったプロトンに代わり、2006年からマレーシア最大の自動車メーカーとなったのが、ダイハツとの合弁会社「プロドゥア」。
プロドゥアのラインアップはすべてダイハツ車をベースとした姉妹車で、今回紹介するマイヴィはその主力車種のひとつ。
ちなみにプロドゥアの中での最量販車種はミライースをベースとしたAセグメント車の「アジア」。サイズ感としてはパッソ/ブーンと同じくらい。
マイヴィはそれよりもう少し大きくて、だいたいフィットと同じくらいのサイズのBセグメント車となる。
このマイヴィ、初代がデビューしたのは2005年。2011年に2代目へと切り替わり、今回のフルモデルチェンジで3代目へ。
先代の途中までパッソ/ブーンのプラットフォームを利用していたが、現在は(ベースは同じだが)ほぼ独自開発のオリジナル。
搭載エンジンは1.3L(1NR-VE)と1.5L(2NR-VE)の二本立てで、全長3895×全幅1735×全長1515mmとなかなか使いやすそうなサイズ感。
今回のフルチェンジの目玉のひとつでもある、衝突回避支援システム「スマートアシスト」採用も大きなニュース。
プロドゥア車としては初採用で、安全装備の採用が広がっていくことは、コスト削減の意味でも安全意識の高まりという意味でも大変意義深い。月販目標台数は6000台とのこと。
価格は日本円で約120万〜149万円で、よく見るとスタイルもなかなかカッコいい。パッソ/ブーンの兄貴分として輸入したら売れるんじゃないかと思うのだが、どうだろう。
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