■商品力をアップしてさらなる拡販を狙う!
2018年2月8日、マツダはCX-5の商品改良(小変更)を実施して、3月8日より新型を発売すると発表した。
今回の変更では外観デザインには手を入れていないものの、2Lガソリン、2.5Lガソリン、2.2Lディーゼルと、ラインアップにある3つのエンジンをいずれも改良。
360°ビューモニターのセットオプション設定や車速感応式オートドアロックを全グレード標準装備化するなど、安全性や利便性も向上させた。
CX-5といえばちょうど1年前、2017年2月に現行型がデビューして以来、販売台数を好調に伸ばしており、増産体制を見直してからは月販2000〜3000台を売り上げている。デミオに続くマツダの販売の柱となりつつある。
今回の変更でさらなる拡販を狙う。
以下、マツダの公式リースより変更点を引用。
●進化したエンジン
【新技術採用により日常域での扱いやすさと実用燃費向上に貢献するガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」「SKYACTIV-G 2.5」】
・耐ノック性を向上させるため、ピストンのエッジカット形状の変更や排気ポート形状の見直しを実施。高負荷状態での実用燃費やトルクの改善に貢献。
・ピストンスカート部の形状を最適化した「低抵抗ピストン」を採用することで機械抵抗を低減。実用燃費の改善と静粛性の向上に貢献。
・冷却水の流量を適切に制御することでシリンダーからの熱逃げを削減。冬季を中心に暖気性が向上し、お客さまが日常使用されるシーンにおける実用燃費の改善に貢献。
・噴霧を改善するため、新ノズル付き拡散インジェクターを採用。理想的な高拡散噴霧により燃料がシリンダー壁面に付着する前に確実に気化することで効率的で無駄の少ない燃焼を実現。
また、より正確な燃料噴射制御が行える新PCM(Powertrain Control Module)を採用することで、排出ガス中の粒子状物質(PM)を低減し、さらに優れた環境性能も実現。
・「SKYACTIV-G 2.5」には「気筒休止」を採用。高速道路やバイパスでの走行等、一定速度での巡航時などエンジン負荷が低い場合に、4気筒のうち2気筒を休止させることで、意図通りの走りを実現しつつ、必要以上の燃焼を抑え、軽負荷領域の実用燃費の向上に貢献。
【静粛性や環境性能だけでなく、最大トルクを450Nmに高めるなど、走行性能も向上したクリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 2.2」】
・少量の燃料を多段かつ高圧で微細噴霧化して噴射することで静粛性と燃焼効率、高い環境性能を両立する「急速多段燃焼」を採用。
「段付きエッグシェイプピストン」、「超高応答マルチホールピエゾインジェクター」、「可変ジオメトリーターボチャージャー」などの新技術により、最高出力を従来の129kWから140kWに、最大トルクを420Nmから450Nmに向上させるとともに、優れた燃費性能を実現。
●高い安全性能と利便性の向上
・最新の「360°ビュー・モニター」をメーカーセットオプションで設定*1。車両の前後左右にある4つのカメラ映像をさまざまな走行状況に応じて切り替えてセンターディスプレイに表示することで、死角や障害物との距離を目視で確認できるようになり、いち早い危険認知をサポート。
・パワーリフトゲートのメーカーセットオプション設定グレードを拡大し、「20S PROACTIVE」、「25S PROACTIVE」に適用。
車速感応式オートドアロック(衝撃感知ドアロック解除システム付)を全グレードに標準装備。
・「マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)」の操作性を向上させるため、スイッチ表示を変更するとともに、モード切替時のビープ音を追加。
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