古今東西、定番となっているのが「平民から貴族へと成り上がる」物語。貴族の家臣となったり、貴族と縁戚を結んだりと、自身をプチ貴族化する方法は山ほどある。誰もが知る高級車を買うというのも手だ。ここでは中古のポルシェの中から出物を狙ってアクティブな貴族を目指す!!
※本稿は2024年10月のものです
文:伊達軍曹/写真:ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2024年11月10日号
■名門ポルシェと縁戚を結んで己に下駄を履かせる!
●ポルシェ……創業:1931年 歴史:フェルディナント・ポルシェ名誉工学博士によりドイツ・シュトゥットガルトで設立。数々のレーシングカーでモータースポーツ界を席巻するとともに、ご存知「911」などを製造販売中。
できれば“長女”である911の婿になりたいものだが、911は人気薄な996型後期でも400万円近い金額が必要。となれば150万円という、ポルシェ家としては破格でイケる2代目カイエンを狙うべきだろう。
もっともこの世代のカイエンの安値物件は購入後に結構な整備費用がかかることも予想されるため、メンテ代100万円も合わせた250万円で計算しておいたほうがいい。
底値の2代目カイエンはさすがに故障が怖いというなら、280万円ほどで2016年式付近のマカンSに婿入りしてみるのが現実的だ。
カイエンと比べると名家としての格はやや劣るが、そこらへんの“家”と比べれば充分に名門であり、「S」が付くマカンはエンジンもフォルクスワーゲン製ではなく、ポルシェ製3LのV6ツインターボだ。
●2代目ポルシェ カイエン(中古価格:150万円+整備代100万円~)
・名門度:★★★★☆
・購入難易度:★★★☆☆
●ポルシェ マカン(中古価格:280万円~)
・名門度:★★★★☆
・購入難易度:★★☆☆☆
●ポルシェ 911(中古価格:380万円~)
・名門度:★★★★★
・購入難易度:★★★★☆
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