2015年登場の現行型で4代目となるマツダ ロードスター。大馬力だけがスポーツカーではないということを体現する、運転の楽しさが味わえるライトウエイトスポーツだ。初代登場から35周年を迎え、新たな動きも注目されるロードスターの魅力を振り返る。
※本稿は2024年11月のものです
文:片岡英明/写真:マツダ、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2024年12月26日号
■マツダ ロードスター(289万8500~430万8700円)
原点回帰を狙って開発されたのが、現行のNDロードスターだ。操る楽しさに満ちたFR方式のライトウエイトスポーツで、車重を1トンちょっとに抑え込んでヒラリと軽やかな初代譲りの切れ味鋭い走りを実現している。デビューしたのは2015年でいまや10年選手だが、乗るたびに感動が湧くスポーツカーだ。
ソフトトップは1.5L、電動ハードトップ採用のRFは2Lの直列4気筒DOHCを搭載する。ちょっと非力だが、人馬一体の気持ちいいハンドリングを味わえるのはソフトトップ。6速MTも小気味よく決まる。間もなく生誕35周年記念モデルが登場だ。
・登場年月:2015年5月
・おすすめグレード:Sスペシャルパッケージ
・スポーツ度:★★★★★
●マツダ ロードスター【諸元】
・全長3915×全幅1735×全高1235mm
・ホイールベース:2310mm
・直4、1.5L・NA(136ps/15.5kgm)
・WLTCモード燃費:16.8km/L(Sスペシャルパッケージ)
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