2024年も数々の良車が登場した。しかしどんなクルマも良い所ばかりではない。むしろ全体が好印象なほど、ちょっとしたアラが気になったりするもの。ここではスズキ フロンクスの気になる点を渡辺陽一郎氏と松田秀士氏が指摘する!!
※本稿は2024年12月のものです
文:渡辺陽一郎、松田秀士/写真:ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2025年1月26日号
渡辺陽一郎が言いたい!
インドで生産される輸入車だが、品質は高く、日本市場との親和性も優れる。全長はインドの税制に合わせて4m以下に収まり、全高も1550mm以下だから立体駐車場を使いやすい。
価格は2WDが254万1000円だが、ライバルがオプション設定にする全方位モニター付きメモリーナビも標準装着した。この装備は19万円相当だから、安全装備を充実させ、実質価格は235万円と割安だ。
●でもヒトコト言いたい!
改善してほしいのはエンジンノイズ。コンパクトSUVでは悪くないが、やや音質が粗く耳障り。後席は着座位置に対してドアの開口部の上端が低く、乗降時に頭を下げる姿勢になる。
【画像ギャラリー】いいクルマだよ!! でもあえて言うとしたら……!? インド生まれの良SUVスズキ フロンクス(24枚)画像ギャラリー松田秀士が言いたい!
デザイン、取り回しのよさと、スズキらしい素晴らしいコンパクトSUVです。
●でもヒトコト言いたい!
試乗会でちょっと気になることが。まずFF車に乗りました。悪くはないんだけどステアリングが少しだけ右に切れた状態で真っ直ぐ走る……。
レースやってる時にもステアリングのセンターずれが時々あったんだけれど、鈴鹿の130Rに飛びこむ時なんか怖くて死にそうになるわけです。
まぁそんなことはさておいて、次に2台目の4WD車に乗ったんです。そしたらそれも右に切れている。聞くとインドで生産してそのまま持ってきたと。日本でアライメント確認してよね(笑)。



























コメント
コメントの使い方工場出荷時に4アラ確認してるなんて、日本のメーカーではやって無い。(サイドスリップ位は見るかも)そんな事やってたら、大量生産なんて出来ねぇだろ!だから組み付け段階で、公差と言うモノがあるんだよ!!松田氏は、ソレを分かって無いバカリか、インドのマルチ・スズキが技術的に劣っているとでも言いたいのか?(インド市場におけるマルチ・スズキのシェアは50%を超えている。)
せっかくカッコ良いのだから、後席の乗降に何も言わないでくだされ。ライターさんがいらんこと言うから、見てみ今の国産車・・・みんなボテボテ。そのままにしといて。かつて、後席なんて使い物にならなかったカリーナED・・・自動車評論家に後席を酷評されるもバカ売れ。で2代目で後席改善したら・・・消えちゃったよ。いらない事言わないで。