かつてさまざまな車種に設定された「GT」グレードは、もちろん現行型にもわずかながら存在する。日産 スカイライン(V37)のGTがそれだ。350GTハイブリッドや200GT-tなど、現行型スカイラインGTの中古は「買い」なのか!?
※本稿は2025年1月のものです
文:伊達軍曹/写真:日産、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2025年2月26日号
※中古相場や流通量などのデータは2025年1月中旬時点の伊達軍曹調べ
セダンの人気薄が影響し意外とお手頃価格
スカイランの「GT魂」はV37型にも受け継がれており、ほとんどのグレード名にGTが付く。付いていないのは400RとNISMOくらいのものだ。
結論として、V37型の中古車は“買い”であると思う。
大規模マイナーチェンジを行った2019年7月以降の世代でも、セダンそのものが人気薄なので、状態良好なGT(3L・V6ターボ)を総額200万円台後半で狙うことができる。
総額120万円程度で狙える前期型も、ダイムラー製2Lターボを積む200GT-t以外はパワーユニットのフィーリングも良好。
スカイラインはもはや王道ではないかもしれないが、「大穴」としては今でも魅力的だ。
●日産 スカイラインGT系(V37型)
・中古相場:約70万〜410万円
・新車時価格:299.0万~644.5万円
・年式:2013年~
・入手しやすさ:★★★★★
●日産 スカイライン 200GT-t(2014(平成26)年6月 発売モデル)主要諸元
全長×全幅×全高=4790×1820×1450mm、車両重量=1650kg、排気量=1991cc、燃費=13.6km/L

















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