【自動車税】東京都は本日まで!!　自動車税を支払い忘れたらどうなる？　差し押さえまであり得るって本当？

　毎年5月に届く自動車税（種別割）の納付書。うっかり放置してしまう人も少なくありません。2025年の東京都の納付期限は【6月2日（月）】。これを過ぎると「延滞金」が発生するだけでなく、最悪の場合、財産の差押えにつながる可能性も。この記事では、自動車税を払い忘れた場合のリスクや延滞金の仕組み、対応策をわかりやすく解説します。

文／写真：ベストカーWeb編集部

延滞金はいつから？どれくらいかかる？

　毎年やってくる自動車税。なんだかワケわからない税金を取られて憤りを感じている人も多いと思います。ただ「納税」は国民の義務。もちろん納税をしないとペナルティが発生します。まずは延滞金。納期限を過ぎると、翌日（東京都は2025年は6月3日）から延滞金が発生します。

　例えば税額36,000円を1か月半放置した場合の延滞金はおよそ246円。延滞金は1000円未満なら切り捨てになる自治体もありますが、それなら放置していてOKとはなりません。

払わないとどうなる？　3つのステップ

（１）延滞金の加算→放置期間に応じてどんどん膨らみます。

（２）督促状が届く→数日〜数週間後に郵送され、追納が求められます。

（３）差押えリスク→預金口座や給料の差押え、車両の公売対象になるケースも。

「たかが自動車税」と簡単に考えていると差し押さえなどのリスクも伴うことがあります。延滞金が数百円でも、納税をしないことはそれ以上のリスクになり得ます。

　できる限り納付期限（東京都の場合は2025年6月2日）に納付をしましょう。コンビニや銀行などでの金融機関経由での支払い、スマホ決済アプリ（PayPayなど）、クレジットカード払いなどが選べます。

　ただし金融機関以外の支払い方法は納付期限日までなので、少しでも引き落としを後ろにずらしたい人は必ず今日中にやりましょう!!

　それでも万が一遅れてしまった場合は、都道府県の税事務所に申し出て（軽自動車税は市区町村役場）、速やかに支払いをしましょう。税金未納は黙っていてもなにもいいことは起こりません。事情がある場合は事前に必ず相談をすることをお勧めします。