カーマニアは「趣味車」の新規生産がなくなったら絶滅に向かうしかない。カーマニアの存続は、趣味車がどこまで生き残るかにかかっている。2025年の現在は趣味車の数もまだまだあるが、そのなかの「極めつけ趣味車」はどれだ!?
※本稿は2025年4月のものです
文:清水草一、渡辺敏史/写真:マツダ、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2025年5月26日号
エンスー解放戦線の二人が趣味車について対談
はたしてカーマニア最後の日は来るのか? 世界遺産として、未来永劫残したい現行趣味車はどれだ!?
* * *
清水「ナベちゃん、カーマニアが高齢化して減りつつあるけど、現行趣味車のベストって何かな」
渡辺「筆頭はゴードン・マレー T・50みたいなクルマでしょう。イギリスの工場に見に行ってきました」
清水「そりゃ凄い!」
渡辺「車両重量1トンちょいで、エンジンは自然吸気の4L・V12。しかもMTです。カーマニアが泣いて喜ぶ要素が全部揃ってます」
清水「最高だね! でも高いんでしょ?」
渡辺「4億5000万円くらいです」
清水「そんなの買えないよ! もうちょっと安いのないの?」
渡辺「ポルシェ 911カレラTなんかどうです? ターボは付いてますけど、RRで6MTのスポーツカーですよ」
清水「カレラTはベストだね! ポルシェはeフューエルも生産するって言うから将来的にも安心! でも2000万円くらいするよね? まだ高すぎるな」
渡辺「となると、ロードスターになりますけど、いいですか?」
清水「結局それがベストだ! 今さらパワーはいらないし! マツダは未来永劫、現行NDを作り続けてくれないもんかなぁ」
渡辺「とりあえずモデルチェンジの予定はないみたいです」
清水「モデルチェンジの必要なんて微塵もないさ!」
渡辺「長寿を祈るばかりですねウフフ~」





















コメント
コメントの使い方