2026年も明けたばかりだというのに、ベストカー編集部には2026年から2027年以降の新型車情報が入っている。トヨタのGRブランドからは2025年12月に発表済みのGR GTをはじめ、本格スポーツモデルの数々が登場を待っている!!
※本稿は2026年1月のものです
文、予想CG:ベストカー編集部/写真:トヨタ
初出:『ベストカー』2026年2月10日号
今後登場予定の期待のモデルで味わうGRの底力
2027年、トヨタGRブランドから目が離せない!
GRとは、そもそもは2007年に当時副社長だった豊田章男氏を擁し、当時のマスタードライバー成瀬弘氏をキャプテンとした、ニュルブルクリンク24時間レース参戦時に結成された「TEAM GAZOO」を起源とするモータースポーツ部門だ。
2009年以降、「GAZOO Racing」としてニュル24時間レース参戦を継続し、2015年4月にはそれまで分散していたトヨタのモータースポーツチームを統合して「トヨタワークス」としての足元を固めた。
その後、2017年に社内カンパニーとして「GRカンパニー」が設立され、モータースポーツ活動をさらに推進するとともに、ここから得た知見を活かした市販車開発、販売へと、その存在感を一段と高めてきた。
豊田章男会長の悔しさがGR GT開発の原動力
そんなGRブランドが2027年、いよいよ超本格的な、世界をリードするスポーツカーを市販する。
2025年12月5日、トヨタが近未来のモビリティ社会のモデルタウンとして整備している静岡県裾野市のウーブン・シティで「GR GT」を公開したのだ。
同時にFIA GT3レース規定に則った「GR GT3」を発表したことからもわかるように、GR GTは正真正銘のロードゴーイングレーシングマシンだ。
全長4820mm、全幅2000mm、全高1195mm。全高を1200mm以下に抑えることは低重心を実現するためにも必須だった。
ホイールベース2725mmはGR GTの基本骨格を定める重要な数値だ。3998ccのV8ツインターボエンジンはフロントアクスル後方に搭載され、リアアクスル上にトルコンレス8速ATに1モーターを組み合わせたトランスアクスルレイアウトを採用。
これにより前後重量配分45対55を実現。V8エンジンはドライサンプを採用し、徹底的に低重心を目指している。
モノコックはトヨタ車初のオールアルミで構成され、ボディパネルにはCFRPを多用する。
スポーツカーの開発を豊田章男会長は式年遷宮に例える。一定の期間で本格的スポーツカーの開発を継続することで、開発技術が継承できる、という考え方だ。
【画像ギャラリー】発表済みのGR GTをはじめ大物モデルが続々登場!! トヨタGRブランドに今後も要注目!!(16枚)画像ギャラリー2027年はGRブランドスポーツモデルが続々登場
2027年にはこのほかにも新型GRスープラ、さらにラリー4ベースマシンなどが相次いで登場することになる。
スープラはGRブランドの嚆矢としてBMWとのコラボで2019年に復活したが2026年3月をもって生産を終了する。現在開発中の新型スープラはトヨタ(GRカンパニー)の単独開発で、直4、2Lターボ+モーターでシステム出力500ps以上を発揮するハイブリッドFRスポーツとなる。
スープラはトヨタ独自開発に戻ることで、よりGRモデルらしいキャラクターが先鋭化する。GR GTが3000万円級と高価になる一方、次期型スープラには「現実的に買える」FRスポーツとしての存在感が求められることになる。
マツダの直6エンジンの供給を受けるという情報もあるが、こちらは未確認。今後の情報取集で明らかにしていきたい。
さらにWRCのエントリークラス「ラリー4」マシンのベースとなるFFコンパクトスポーツも開発中。スターレットの復活を思わせる1.3LターボのFFスポーツで、ロードバージョンは次期型GRヤリスとして2027年10月に登場する予定。ホモロゲーションを取るための2500台限定という情報だ。



















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