絶好のラリー日和を迎えたモントレーラリー初日は堂々の2位。だが、ヒロキ選手は悔しさを滲ませる。それもそのはず、首位コバライネン選手との差は1秒もないのですから!!
文・写真:新井大輝
【画像ギャラリー】最新のマシンに立ち向かうショコダ丸と手懐けるヒロキ選手のテクニック凄すぎ!!(6枚)画像ギャラリー今年のモントレーは珍しく快晴に
例年とは打って変わって快晴のモントレーです。いつもは2日間まるまる大雨か、一瞬晴れるけど路面はウエットなのですが、ここ2年連続土日とも快晴で期待に裏切られてます。僕自身はウエットが大好物なので、出来ればマシンに負荷が少ないウエットが良いです(笑)。
でも観戦するお客さん的には雨の碓氷峠は気分的にも落ち込むと思うので、なるべく晴れで気持ち良く観戦したいのかな。山ビルもいるし。ムムム、これは難しい問題ですね(笑)。
基本的に晴れでドライ路面になるとタイム差がつきにくく、差をつける為には愛しのシュコダ丸を酷使しないといけないので、出来れば路面が少し湿っててグリップを読むのが難しい路面になってくれると個人的に嬉しかったりします。
元F1優勝経験ドライバーと繰り広げたシーソーゲーム
さて本題のモントレー初日の土曜日、レグ1が終わりヘイキ・コバライネン選手とのタイム差はなんと0.8秒!!俺が2位です。実は碓氷峠でヘマをしてしまい、10秒以上2本目で失ってしまったので、気づいたらめちゃくちゃ接戦になってしまいました。反省反省。
SS1は幸先よく8秒差でステージベストを刻んでいたのですが、タイム差が少し開くとシュコダ丸を(メカニカルトラブルから)護るセーフティモードにドライバーが入ってしまうのが悪い癖で、ペース配分をミスって失ったタイムを取り返すのに四苦八苦してしまいました。
碓氷峠最速の称号はヘイキさんに奪われてしまいましたが、自分自身の改善点も明確になったのでポジティブに捉えています。でもやっぱり接戦って楽しいですね。しかもコンマ差の戦いを元F1ドライバーの超一流の選手と一進一退のシーソーゲームは楽しくて仕方ないです(興奮気味)。
こういう緊張感があるバトルはアドレナリンが出るので、終始集中力が高い状態維持できるのでラリーが一層楽しくなります。
明日は4時起きなので、今日はしっかり寝て最終日に最高バトルをして終えたいと思います!引き続き熱い声援をよろしくお願いします!!









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