トランプ大統領だけでなく、多くの歴代大統領がしているのが「日本でアメリカ車が売れないのは日本が悪い!!」という勘違い。知らざあ言ってきかせやしょう!! かつて日本で人気を呼んでいたアメリカ車の、ほんの一部をご紹介します!!
※本稿は2025年5月のものです
文:ベストカー編集部/写真:ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2025年6月26日号
日本で人気があった1980〜2000年頃のアメリカ車
●フォード プローブ(初代・1988~1992年)
当時のマツダ カペラをベースにアメリカで生産された、セクレタリーカーと呼ばれた手軽な2ドアクーペ。
●キャデラック セビル(4代目・1992~1996年)
ベンツ Sクラス級の欧州的な高級車。後半のモデルはセルシオと同等に値下げされ、日本でも注目を集めた。
●クライスラー PTクルーザー(2000~2010年)
1930年代のクライスラーエアフローをモチーフとしたモデルで、オープンも設定するなど雰囲気が魅力的だった。
日本で人気があった2000年代以降のアメリカ車
●ハマー H2(2002~2010年)
シボレー タホをベースに、軍用車の民生版であるハマーH1の雰囲気を盛り込んだフルサイズSUV。ワルさと富の象徴。
●クライスラー 300(初代・2004~2011年)
高級感はそれほどではないものの実にアメ車らしいセダンで、W210型ベンツEクラスの部品も多用された。
●フォード エクスプローラー(4代目・2005~2010年)
歴代フォードの中核となるSUV。4代目モデルまではそれほど大きくなく、ピックアップトラックも輸入された。
並行モノだが日本で大人気
●シボレー カプリス
シボレーブランドのフルサイズセダン&ワゴン。スポーツモデルのインパラSSは5.7L、V8を搭載。
●シボレー サバーバン
フルサイズの商用バンから1990年代にSUVに移行し、3列シートSUVとして日本でも人気。
●ダッジ マグナム
300Cのステーションワゴン版だが、初代限りかつ生産期間4年と短命なモデルだった。
正規モノだが見るとビックリ
●クライスラー 300M
300Cの前身となる4ドアセダンで、アメ車としては珍しいエンジン縦置きのFF車だ。
●クライスラー クロスファイア
ダイムラークライスラー時代のモデルで、ベンツSLKの初代モデルをベースにしていた。
●リンカーン タウンカー
フルサイズのプレミアムセダンで、日本ではストレッチリムジンとしてよく使われた。
















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