観光地化で混雑するサービスエリアを避け、パーキングエリアを使っているという人は多いはず。そのほとんどが仕事で高速道路を使う人だと思いますが、筆者もそのひとりです。今回はビジネスマンも納得の東北道下りパーキングエリアを独断でピックアップしてみました。
文:奥野大志(Team Gori)/写真:奥野大志(Team Gori)
「空」「近」「早」のバランスが高い『矢板北PA』
矢板北PA(トップ画像)は宇都宮インターを通過し、20kmぐらい走ると現れます。駐車場は狭く、おそらく30台ぐらいのキャパだと思いますが、まわりに上河内や那須高原などのメジャー級SAがあるせいか、待たずにクルマを停めることができました。
こじんまりしている割に建物は新しく、洗練された印象。フードコートは活気があり、人気の個人店のような雰囲気です。ニラ系の麺類が充実しており、筆者は悩んだ末に「生ニラ肉そば」(880円)をオーダー。生ニラの触感と豚肉の相性が最高すぎて、すっかりお気に入りのPAになってしまいました。クルマを停めてから出発するまでストレスフリーで用件をこなせるところが推しの理由です。
ビジネスマンのニーズを満たす『吾妻PA』
続いては福島ジャンクションの手前にある吾妻PA。コンビニ(ファミリーマート)とラーメン店(幸楽苑)が軒を連ねる珍しいパーキングエリアです。ラーメン店とコンビニという組み合わせはある意味、最強の組み合わせ。時間に追われるビジネスマンにとって選択の余地はありません。
しかも、敷地内にはガソリンスタンドがあるので、全部済ませたい人にとってタイパは抜群。ミニマムでさっと要件を済まし、本線に合流していく営業車の姿が目に浮かびます。ここはビジネスマンのオアシスではなく、F1のピット。そこに妥協はありません。
地元の人気レストランが一棟入った『福島松川PA』
最後に紹介するのが吾妻PAの手前にある福島松川PA。東北エリアで人気の和風レストラン「まるまつ」が出店しており、さながら国道沿いのドライブインのような雰囲気です。
近年、いろいろな大手チェーンがSAやPAに進出しているのはご存じの通りですが、地元のチェーンが出店しているのはまだまだレアケースのはず(特に東北道ではあまり聞かない)。本来、インターを降りなければ味わえないフードを素早く食せるのは先を急ぐビジネスマンにとって大きなメリットです。
仕事やひとりでの移動中、クルマをとめてやることと言えば「トイレ」「食事」「スマホ閲覧」と相場は決まっています。だから、クルマがすぐに停められ、トイレまでの距離が近く、食事や買い物がすぐ終わるパーキングエリアをビジネスマンは選ぶのです。そこに迷いはありません。同志のみなさん、これからも一緒にPA道に邁進しましょう!







コメント
コメントの使い方東北道で松川の幸楽苑はまぁ白河ラーメンだからわかるけどまるまつは別枠だなぁ
矢巾の盛岡冷麺とか、
SAだけど上河内のフードコートで卵かけご飯とか、
安積PAの味噌カツ丼とか
国見で白河ラーメン目玉焼きごはんセットとかが好きかなぁ。