飛ぶ鳥を落とす勢いのダイハツ新型ムーヴだが、そのOEMモデル「スバルステラ」も見逃せない。スタート価格は同じものの、上級グレードは本家がオプション扱いとなっているシートヒーターなどの装備が標準化されるなど差別化がなされているのだ。とはいえ、スバルファンとしてはSTIチューンモデルも期待したいところ!! どうでしょう!?!?!?
文:小鮒康一/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】えええ、ステラのSTI版あったの!? 幻のモデルが欲しすぎるデキ(4枚)画像ギャラリーステラにターボ久々復活!!! どうせならSTI版もほしい気も…
スバルの軽トールワゴンとして2006年からラインナップされているステラ。現在はダイハツ ムーヴのOEMモデルとなっており、エントリーグレードの「L」は、135万8500円と本家のムーヴと同じく、軽のスライドドアを備える乗用モデルとしては最安値となっている。
またステラとしては2020年8月に消滅してしまったターボモデルが久々に復活しており、走りを重視したいスバリストにもピッタリの隠れたお買い得モデルとなっているのもポイントだ。
そんなステラだけに、スバル独自の「STI」の名を冠したモデルがあってもいいのでは? という声もあるようだが、実はステラにはSTIが手掛けたモデルが過去に存在していたのだ。
市販化至らずもあったゾSTIの本気チューン!!
ステラをベースにSTIが手掛けたモデルが発表されたのは、2007年の東京オートサロンのことで、「ステラカスタムSTIコンセプト」という名前で参考出品されていた。
このモデルは初代のステラ、つまりスバルオリジナル時代のスーパーチャージャー搭載のステラカスタムRSをベースにしたものであった。
スーパーチャージャーをリショルム式に換装した上で過給圧のアップや、大型インタークーラーの搭載、エアクリーナーやエキマニの変更によって最高出力を108PSまで向上。
それに合わせて足回りも専用にリセッティングがなされ、ブレーキはフロントを大径化、リアはドラムからディスクへと換装するなど本格的なチューニングがなされていた。
インテリアにはSTIの専用表皮を与えられたレカロシートやDefiの3連メーターが装着され、スポーツ度が大きく高められていた。
そしてエクステリアには派手さはないものの、フォグレスのフロントバンパーにリップスポイラー、大型グリルなどのエアロパーツも装着されて、通常モデルとの差別化が図られていたのである。
スバル版ラクティスにSTIは存在した!! ってことは新型ステラも!?!?
このようにかなりの完成度を誇っていたステラカスタムSTIコンセプトは、その後コンプリートカーとして販売されるのではというウワサもあったが、残念ながら発売されることはなく、一部のエアロパーツやダウンサス、スポーツマフラーなどが市販化されるのみに留まってしまっていた。
ただ、過去にはラクティスのOEMモデルであるトレジアにSTIパーツが多く設定されていたこともあるので、現行ステラにSTIパーツが用意される可能性もゼロではないかもしれない。
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