クルマ関連のニュースにはトラブルやアクシデントも少なくない。2025年上半期では、4月6日から7日に発生したNEXCO中日本のETC大規模障害が特に記憶に残る。一層の批判を呼んだ事後の対応の拙さも含めて教訓にしたい事案だった。
※本稿は2025年6月のものです
文:片岡英明/写真:NEXCO中日本、AdobeStock(トップ画像=BSDC@AdobeStock)
初出:『ベストカー』2025年7月26日号
ETCに何が起こった?
2025年4月6日から7日に発生した、NEXCO中日本のETC大規模障害。事後対応も含め、混乱を呼んだ。
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同じようなシステム障害は都市銀行でも起こり、なかなか復旧しなかったね。NEXCO中日本のETC大規模障害も同じだ。
コンピュータのプログラムに入れた新しいソフトウェアのソースコードがエラーやバグを出し、ETC機器で読み取れないから、ゲートが開かなくて立ち往生した。
担当者はソフトウェアの重要性を甘く見て、キチンとしたデバッグ作業をしなかったのだろう。エラーやバグを特定し、修正すれば大規模障害は起こらなかったはず。
高速道路を走る人は時間をカネで買っているんだから、トラブルは禁物だよね。二度と起こさないように猛省を促したい。







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