フォロフライの商用軽EV「FKV」が、ついに大手物流会社に本格導入。環境対応型ラストワンマイル配送を本格展開されます。商用EVに求められる実用性・持続可能性を兼ね備えた最新モデルをチェックしてみましょう!
文:ベストカーWeb編集部/画像:PRTimes、フォロフライ
ラストワンマイル革命! フォロフライFKVで物流が変わる
2025年7月11日より物流大手のSBSホールディングスが軽商用EVとしてフォロフライ FKVを10台導入し運用を開始しました。
物流業界の「次の一手」として注目されるのが、軽商用EVの導入。FKVを開発したフォロフライは、車両開発だけでなく、EV車両導入時のサポートやアフターサービスも手がけてきました。物流界におけるエコノミーとエコロジーを両立させる脱炭素化に貢献する企業のひとつと言えます。
FKVはまさに都市部や住宅街での配送に最適な1台。注目すべきはその実用性の高さです。積載量350kgで、ビールを33ケース分を積載可能。航続距離も最大243kmで軽EVトップクラスの性能と言えます。
また、安全装備面も充実しており、自動ストップ機能などを標準搭載しています。荷室はフルフラット仕様で積み降ろししやすい設計しやすく、現場の声が反映された設計と言えるでしょう。さらに、6年間または16万kmまでバッテリー保証がつきます。
小回りが利くボディサイズでありながら、航続距離や積載量、耐久性といった業務車両としての性能がしっかり確保されているのが最大の特長。
配送現場からのフィードバックを反映した開発だけに、実際の使い勝手も上々と期待されます。
物流業界とEVのこれからを占う「現場適応力」
フォロフライは、国内での設計・開発に特化し、生産を外部委託する水平分業型のスタイルを採用。その結果、F1VおよびF1Tの開発・販売を実現しました。今回導入されたFKVは、そうした開発体制の中で誕生した新世代モデル。
最寄りの営業所から届け先への配達する物流における一番最後の区間、ラストワンマイル。まさに日本の「ラストワンマイル」に最適化された存在です。
今回、FKVを運用するSBS即配サポートは、早期から積極的にEVを導入しています。
例えば、遠隔でのEV電池のモニタリングや充電マネジメントによって、EVの効率的な運用を支援するEVolity社のフリートマネジメントシステム。同社はこの技術を取り入れることで、車両運行データ・電池情報などを可視化しながら、効率的なEV運用を進めてきた実績があります。
今回のFKV導入は、持続可能な物流体制への促進として大きな意味を持つでしょう。


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