BYD Auto Japanが日本市場で累計販売5000台を突破。記念すべき5000台目は、注目のクロスオーバーEV「BYD SEALION 7 AWD」。日本進出からわずか3年で急成長した背景や、ユーザーが感じた魅力、最新ラインナップを詳しく解説します。
文:ベストカーWeb編集部/画像:PRTimes
日本進出3年で累計5000台! EVシフト加速の背景とは
中国発のEVメーカー・BYD(Build Your Dreams)が、日本市場で着実に存在感を高めています。2022年7月の参入発表からわずか3年、2025年6月末時点で累計販売台数は5305台(JAIA調べ)に到達。その節目となる5000台目の納車式が、神奈川県横浜市の正規ディーラー「BYD AUTO 港北ニュータウン」で行われました。
記念すべきオーナーとなったのは、神奈川県在住で介護関連事業を営む齋藤泰之さん。選ばれたモデルは、今年4月発売のBYD SEALION7 AWD(コスモスブラック)。齋藤さんは選択理由についてこう語ります。
「送迎での静粛性や快適性を重視し、見た目のカッコよさと直感的な操作性に惹かれました。これからEVのある生活を楽しみたいです」
BYD Auto Japanの東福寺厚樹社長も「お客様、販売店、関係者の支えに感謝し、日本のモビリティ社会の進化に貢献していく」と意気込みを述べました。
日本市場で支持されるBYDの4モデル
BYDは日本導入以来、ユーザー層に合わせた多様なEVを展開。2025年現在、販売中の4モデルは以下の通りです。
・BYD SEALION 7(クロスオーバーSUV):力強い走りと快適性を両立。AWDモデルも設定
・BYD SEAL(e-スポーツセダン):低重心設計とスポーティな加速性能
・BYD ATTO 3(ミドルサイズSUV):都市からアウトドアまで使える万能型
・BYD DOLPHIN(コンパクトEV):取り回しやすく街乗りに最適
BYDの強みは、バッテリー・モーター・電子制御などEVのコア技術を自社開発している点。信頼性とコストパフォーマンスの高さが評価され、法人利用やファミリー層の購入も増えています。
ベストカーWeb編集部の視点:EV市場での存在感
日本のEV市場は欧州勢や国産メーカーが注目されがちですが、BYDの急成長は無視できません。特にSEALION7はSUV人気とEVシフトの波を捉えたモデルで、長距離移動でも安心できる航続性能、運転支援機能の充実度が強みです。
さらに、全国の正規ディーラー網も拡大中で、購入からメンテナンスまで安心感を提供。EV選びの選択肢として、確実に存在感を増しています。
まとめ
BYDは日本進出3年で累計販売5000台を達成し、EV市場で着実に存在感を拡大。SEALION7をはじめとする多彩なモデルと、自社開発技術が支持の理由といえるでしょう。


コメント
コメントの使い方BYDに1年間10000キロ以上乗って感じるのは品質と安全性の高さです。 特にLFPバッテリーの性能はすばらしく、酷使してもびくともしない信頼性を感じています。今後は全固体電池の時代が来るようですが、LFPバッテリーでも充分に満足できるので、価格が上がるくらいならLFPの選択肢も残して良いと思います。