新型エルグランドミニ爆誕!!　内装もハンパなし!!　ハイウェイスターもやばい

　待ちに待ってた新型「ルークス」がついに姿を現した。発売は2025年秋で価格は160万円台から。従来通りスタンダードとハイウェイスターをラインナップする。日産の新しいフロントマスクやきめ細かな工夫を満載した一台は、軽スーパーハイトワゴン市場に新しい風を吹き込みそうだ！

文：ベストカーWeb編集部／写真：奥隅圭之、日産自動車

開放感あふれるデザインと快適な室内

　新型ルークスのデザインコンセプトは、その名の由来である「Roomy×Max」。最大限の広さを四角いフォルムで表現しつつ、その角を丸くした「かどまる四角」モチーフを随所に散りばめることで、遊び心とぬくもりを演出している。

　今回もスタンダードとハイウェイスターをラインナップすることは従来通り。ハイウェイスターはスタンダードより一回り大きなフロントグリルを備え、ライトのレイアウトも異なる。さながら「ミニエルグランド」という雰囲気だ。

　インテリアのテーマは「Breeze（そよかぜ）」。まるで縁側に座って風を感じるような解放感を目指し、12.3インチの大型ディスプレイが未来的な空間を作り出す。

　室内長は、Aピラーを立てたことでさらに拡大し、前型比115mm拡大の2315mmでクラストップ。後席ニールームも795mmを確保し、大人がゆったり座れるだけでなく、子どもが立って着替えられる広さもある。

　荷室は最大長675mmで48Lスーツケースを4個積載可能。さらに、650mmの後席スライドドア開口幅や最大320mmの後席スライド機構など、日常使いに便利な工夫が満載だ。

　防音材や遮音シートを活かした静粛性の高さも魅力で、家族の会話を楽しみながら走れるクルマに仕上がっている。

　ちなみに開発と生産だが、日産と三菱の合弁事業であるNMKVで行われることは従来通りだ。

先進安全装備と充実のインフォテインメント

　安全装備も要注目ポイントだ。従来から好評の「プロパイロット」に加え、交差点で歩行者や対向車を検知する「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」、車線変更時の接触を防ぐ軽自動車初の「インテリジェントBSI」、さらには「BSW（後側方車両検知警報）」「RCTA（後退時車両検知警報）」など、軽スーパーハイトワゴンとして最高レベルの安全支援機能を搭載した。

「インテリジェント アラウンドビューモニター」は進化を遂げ、軽自動車初となる「インビジブルフードビュー」「3Dビュー」「フロントワイドビュー」といった新機能を搭載。死角を“見える化”することで、安心感が格段にアップしている。

　さらに「NissanConnect インフォテインメントシステム」も採用され、Google マップやGoogle アシスタント、Google Playに対応。リモートでの見守りサービス「リモートフォトショット」など、最新のカーライフ体験を提供する。

　価格は160万円台からと発表され、発売は秋頃を予定。8月23日からは日産グローバル本社ギャラリーで展示が始まるとのこと。

　N-BOXやタント、スペーシアといった強豪がひしめく軽スーパーハイトワゴン市場。新型ルークスはここに新たな風を吹かせてくれそうだ。