本誌連載『お笑い自動車研究所』でお馴染みの演出家、テリー伊藤氏は自他共に認める「クルマ変態」。特に安くて面白い中古車が大好物だ。これまでも衝動的にクルマを買うのは日常茶飯事だったが、横須賀に「BACKDROP T&I GARAGE」(神奈川県横須賀市内川2-1-17)を作って保管場所に余裕ができてからは、まさに歯止めが効かない状況になっている。そんなテリーさんの愛車を続けて紹介していきます。第6回目はモーガン 4/4だ!
文:ベストカーWeb編集部/写真:西尾タクト
【画像ギャラリー】ザ・クラシカル! デザインにロマンあふれる英国スポーツカー! 「自分の世界」に浸れるジェントルな雰囲気がたまらない!(7枚)画像ギャラリー憧れのFORDケントエンジンでゆっくりと流す悦び
美しいクラシカルなオープンスポーツカー。横須賀のテリー伊藤さんのガレージにはモーガン 4/4も鎮座している。
1909年、イギリスで設立したモーガンモーターカンパニーは当初、税制面で有利な三輪自動車(スリーホイラー)を生産していたが、1936年に初の四輪自動車として登場したのがモーガン 4/4だ。それから2019年まで、実に83年間に渡って作り続けられた。
テリーさんのガレージにあるのは1970年式のモーガン4/4で、4気筒、1.6L OHVのフォードケントエンジンと4速MTの組み合わせ。ちなみに4/4は4輪、4気筒を意味している。
モーガン、さらに増車もありえる!?
実はテリーさん、このモーガンとは別にブラックカラーのモーガン 4/4も25年以上所有しており、これが2台目。なぜまた同じクルマを買うことになったのでしょうか?
「ケントエンジンが欲しかったのと、クラシックなカバンが付いていたり、前のオーナーの趣味のよさを感じられたので買っちゃいました。すごくセンスのいい英国風にしているんですよね。ホイールも錆びていないし、モーガンが大好きで大切にしてきたんだなというのが伝わってきて、それでいてそんなに高くもなかったので」とテリーさん。
もう一台、自宅に置いてあるブラックのモーガンは、真夏でも早朝に乗ることが多いと言い、「今朝も乗ったんですよ。エアコンがないから夏の日中は無理だけど、朝早い時間に流すのは最高ですよ!」とのこと。
モーガンの魅力は圧倒的に美しいデザインと「ゆっくり走っていてもスポーツカーの魅力が楽しめるところ」だと言うテリーさん。こりゃーもしかして、3台目もあるかもね?
【テリーさんのガレージに遊びに行けます】
毎月最終土曜日の11:00〜15:00頃まで「BACKDROP T&I GARAGE」(神奈川県横須賀市内川2-1-17)を開放しています。「このクルマ欲しい!」という交渉も可能。メールアドレスはbackdropgarage2025@gmail.com です









コメント
コメントの使い方前に倒せるフロントガラス、
上縁に黒いパッドの無いインパネ、
腕の当たらない低いドア、
小さな丸いフェンダーミラー、
インパネの上に有るルームミラー
(後続車のヘッドライトが眩しいが)、
ヘッドレストの無いシート、
大径のステアリングホイール、
5ナンバーに余裕で収まる車体。
私の好きな物満載のスポーツカーだ。