男女約600人に聞いてみた!!　秋の行楽シーズンにクルマで旅行に行きたい人は約60％で1位!?

　秋のドライブ計画を後押しする最新データが登場!?　20〜50代の男女579人に聞いてみた！　秋の旅行クルマ行く？　クルマでいくならどこ行きたい？　行き先や重視点を分析し、コロナ以後の旅傾向を読み解く！　

文：ベストカーWeb編集部／画像：PRTimes、Adobe Stock（トビラ写真＝Denis Mamin@Adobe Stock）

ここ数年で移動手段に変化の傾向アリ!?

　自動車販売事業を手がける株式会社トータスが「2025年秋の行楽シーズン、車で出かけたい場所に関する調査」を実施し、2025年9月17日にその結果を公表しました。対象は今秋にお出かけ意向のある20〜50代の男女で、インターネット調査により579人から回答を得ているとのことです。

　トータスは、コロナ以後の移動手段としてクルマでの移動が着目されていることに言及しつつ、実際に今秋の行楽シーズンでクルマを用いてお出かけする人はどの程度いるのか、その傾向を明らかにするために本調査を行うと実施の背景を明らかにしています。

　では、実際にどんな結果がでたでのでしょうか。本調査に関する要旨に目を通してみると以下のことがわかってきました。

クルマを選ぶ人は6割近く！

　まず、気になるのがやはり、移動手段として「自動車」を主に使いたい人の割合。報告によれば、その数は57％で最多となり、「新幹線・電車」26.8％、「飛行機」9.1％を上回っているようです。

　また、「クルマを主に使用したい」と回答した人に対して、追加で自動車を使うメリットについて尋ねたところ、行先を自由に決められることや他人に気を遣わなくていいこと、荷物の自由度が高いことといった回答が上位に来た模様。

　トータスによる調査報告から、20代～50代の男女の6割弱が、クルマのもつ利点を熟知したうえで、移動手段を選んでいることがうかがえます。

　さらに、「車で行きたいスポット」については、1位が温泉地で47.9％、2位が観光地で47.6％、3位が紅葉狩りで41.5％とのこと。この結果をみると、どうやら気温が下がり始める季節に、目的地での滞在時間をゆったり確保できる温泉が支持を集めているようです。

景色やグルメだけでなく移動のストレス軽減も重要!?

　そのほかにも、トータスは「具体的に行きたい都道府県」や「誰と一緒に行きたいか」といった設問への回答も掲載しています。前者は北海道が最も割合高く、後者は家族が1位という結果になった模様。また、出かけたい場所を選ぶ際になにを重視するかといった項目では、「景色の良さ」（61.5％）や「食事の美味しさ」（56.1）といった回答を選ぶ方が多かったとのこと。

　ただ、興味深いのは「道の混雑具合」が3位で42.1%と発表されていること。報告ではとくに言及されてはいませんが、この結果が、ポジティブな理由だけで旅行先が選ばれるのではなく、移動のストレス軽減もかなり重要になってくるということも物語っているように感じられます。

　なお、その他の内容に関する詳細や調査概要などは、トータス公式HPなどを参照してほしい。