四千年の中のわずか30年でこの進歩!! 世界に旋風を巻き起こす中国の「国民車」とは!?

四千年の中のわずか30年でこの進歩!! 世界に旋風を巻き起こす中国の「国民車」とは!?

 EVで世界を席巻する中国車メーカー。しかし中国で自家用車が一般的になったのは1990年代以降。30年でここまでの進歩とはまったく恐れ入る。ではその間に現れた自動車で、中国の「国民車」として挙げられるクルマはなんだろうか?

※本稿は2025年9月のものです
文:加藤ヒロト/写真:フォルクスワーゲン、BYD、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2025年10月10日号

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EVの勢いも凄いがネオクラもブームに

フォルクスワーゲン サンタナ。教習やタクシー、パトカーに至るまで、中国の国民車の名に恥じず幅広く活躍した
フォルクスワーゲン サンタナ。教習やタクシー、パトカーに至るまで、中国の国民車の名に恥じず幅広く活躍した

 中国で自家用車が一般的になったのは1990年代以降のこと。1970年代後半の「改革開放」政策によって外資が続々と中国へ参入、フォルクスワーゲンは「第一汽車」と「上海市政府(現:上海汽車)」、シトロエンは「東風汽車」と提携した。

 各合弁は「サンタナ」「ジェッタ」「ZX」を中国で製造・販売し、現在は中国におけるモータリゼーションの黎明期を支えた「老三様」として知られる。

 当時のオーナーはもちろん、今では「子供時代に馴染みがあった」として20代の若者を中心に人気が再燃中だ。

 今の国民車はEV大手「BYD」の低価格車種と言えるが、若者を中心に「コスパと先進性重視」なEVが人気のなか、かつての国民車のようなネオクラが人気とは嬉しく思う。

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