カワサキのスーパーネイキッド「Z250」が、2025年モデルで新たなカラー&グラフィックに進化。軽さと力強さを両立した248ccツインエンジンに、“SUGOMIデザイン”をまとい、よりアグレッシブな印象へ。発売日は2025年11月1日(土)。
文:ベストカーWeb編集部/画像:PRTimes
精悍さ際立つ「エボニー×メタリックカーボングレー」登場
株式会社カワサキモータースジャパンは、スーパーネイキッドの人気モデル「Z250」を、カラー&グラフィック変更モデルとして2025年11月1日(土)に発売する。
今回の新色「エボニー×メタリックカーボングレー」は、光の加減で表情を変える深いブラックを基調に、グレーのアクセントラインを配したシックな仕上がり。艶やかでありながら無骨さも感じさせる、まさに“Zシリーズの本流”といえるカラーだ。
Zシリーズ共通の“Sugomi(凄み)”デザインを継承し、フロントからテールまでの流れるようなフォルムはそのまま。コンパクトで引き締まった車体により、街乗りでも扱いやすく、峠道では俊敏な走りを楽しめるバランスのよいパッケージとなっている。
軽快なハンドリングを生む剛性トレリスフレーム
Z250は、軽量かつ高剛性のトレリスフレームを採用し、安定感としなやかなハンドリングを両立。φ41mmのインナーチューブを持つフロントフォークが、ブレーキングやコーナリング時の安定性を高めている。
また、車体重量を抑えることで、走り出しの軽さや低速域での扱いやすさにも優れる。初めての中型バイクとしても非常に乗りやすく、長く付き合えるモデルだ。
パワーユニットは248ccのパラレルツインエンジン。全回転域で力強いスロットルレスポンスを発揮し、街中からワインディングまで快適な走りを楽しめる。加えてABSを標準装備し、安全性も確保されている。
価格は据え置きの70万4000円、上質感と実用性を両立
メーカー希望小売価格は70万4千円(税込)。本体価格64万円に消費税6万4千円を加えた価格設定で、ABS標準装備ながらも高いコストパフォーマンスを維持している。生産はタイのKawasaki Motors Enterprise(Thailand)Co., Ltd(KMT)で行われ、日本仕様として高い品質基準で管理されている。
Z250は、そのスタイリング・性能・価格のバランスから、ヤマハMT-25やホンダCB250Rといったライバルと並び、250ccネイキッドの中心的存在だ。今回のモデルチェンジではスペック変更はないものの、カラーの刷新により「所有する喜び」をより強く訴求する一台に仕上がっている。
軽さを活かした軽快な乗り味と、250ccとは思えない存在感。通勤からツーリングまで幅広く楽しめる、まさに“万能スーパーネイキッド”として、2025年も注目を集めるだろう。


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