【大注目】新型プレリュードに「タイプR」追加情報入手!? 6MTの330馬力で超過激なモデルになるか!! プレリュードの展望はいかに!

【大注目】新型プレリュードに「タイプR」追加情報入手!? 6MTの330馬力で超過激なモデルになるか!! プレリュードの展望はいかに!

 2025年9月に登場した新型ホンダ プレリュード。ホンダの予想以上の売れ行きをみせているようだが、そのプレリュードに新情報だ。1.5Lターボを搭載する「タイプS」の追加が検討されているという。そしてその先にはもちろん……?

※本稿は2025年10月のものです
文、予想CG:ベストカー編集部/写真:ホンダ、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2025年11月10日号

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e:HEV、タイプS、タイプR……響くプレリュード三重奏

ベストカー編集部が作成したホンダ プレリュード タイプRの予想CG。エクステリアは「タイプR」の文法に則った変更が施される。空気抵抗を低減しながらダウンフォースを向上させるエアロを装着
ベストカー編集部が作成したホンダ プレリュード タイプRの予想CG。エクステリアは「タイプR」の文法に則った変更が施される。空気抵抗を低減しながらダウンフォースを向上させるエアロを装着

 24年ぶりに復活したプレリュードが大いに話題となっている。直4、2L・e:HEVは、モーター走行がメインのハイブリッドでありながらエンジン車を走らせている感覚が強く、従来のハイブリッド車とは一線を画すフィーリング。

 また、シビックタイプRのシャシーをベースに作られているだけに、あらゆる基本性能が高いと評判なのだ。

 つまり、エンジン141ps+モーター184psの2L・e:HEVには余裕たっぷりのシャシー性能ということ。だからこそこんな話が出てくる。発売したばかりのプレリュードに関して、重大な新情報が入ってきたのだ。

 それはシビックRSの直4、1.5L・VTECターボエンジンを搭載した「タイプS」を追加設定するというもの。「現段階では検討中だが、実現可能性はかなり高い」というのが情報提供者の話だ。

 この1.5L・VTECターボは182ps/24.5kgmを発生。トランスミッションは、シビックRSが6速MT専用、LX、EXがCVTとの組み合わせとなり、RSにはロール剛性とステアリング剛性を向上させた専用サスペンションが奢られている。

 プレリュードタイプSは、このシビックRSの内容に準じたグレードとなりそうだが、トランスミッションはMTではなく2ペダルという情報。シビックLX、EXのCVTが搭載されることになる。

 登場時期に関する確定的な情報はまだないが、2026年中にはデビューしそう。価格はe:HEVと同等の620万円前後が予想される。

かつての過激なタイプRを思い出す

優美なデザインのプレリュードだが、タイプRになるともちろん迫力が増す。大型リアスポイラーも装着される(ベストカー編集部作成の予想CG)
優美なデザインのプレリュードだが、タイプRになるともちろん迫力が増す。大型リアスポイラーも装着される(ベストカー編集部作成の予想CG)

 実は今回のスクープ情報はここからが本番。タイプSの追加ももちろん楽しみだが、それだけでは終わらない。さらに「タイプR」も検討されているというのだ。

 プレリュードのシャシーのベースはシビックタイプRというのは前述のとおりだが、ホイールベースをシビックタイプRの2735mmから2605mmまで短縮している。

 ワイドトレッド×ショートホイールベースがプレリュードの特長で、それにより回頭性が向上。グライダーをイメージしたという優美なデザインのわりにはキビキビした走りを標榜しているディメンションとなっているのだ。

 このハンドリング特性に、330ps/42.8kgmのシビックタイプRの直4、2L・VTECターボエンジンが組み合わされるのはかなり新鮮。

 意外かもしれないが、現在のシビックタイプRはスタビリティ重視で、高速コーナーでの安定感の高さが特長だ。ドイツ・ニュルブルクリンクでの速さを狙うとスタビリティ重視になるのは当然で、1990〜2000年代のシビック&インテグラタイプRの乗り味とはかなり違ったものになっているのだ。

 プレリュードタイプRは、そんな「かつての過激なタイプR」を思い出させるクルマになる可能性がある。

 今の時代、FFなのにオーバーステアだった初代インテグラタイプRのような操縦性にするのはさすがに難しいだろうが、シビックタイプRとはまた違う、キビキビ感のあるFFハイパワースポーツになれる資質を持っているのだ。

 情報提供者によると、タイプSの追加は確定的、タイプRは検討が始まったばかりということだが、問題は商品性よりも「わずかな台数でも販売する意味はあるか」という経営判断になってきそうだ。

 プレリュードタイプRが魅力的なクルマなのは言うまでもない。e:HEVで約620万円だから、700万円から800万円クラスになってしまう可能性もあるが、欲しい人は買うだろう。

 だが、シビックタイプRでも供給に苦労している状況で、プレリュードまで追加できるのかという問題である。今まさに、社内ではそこが議論されていると思われる。

 e:HEV、タイプS、タイプRで完成するプレリュードフォーメーション。ホンダの英断に期待したい。

●ホンダ プレリュード タイプR 予想スペック

・全長×全幅×全高:4550×1890×1350mm
・ホイールベース:2605mm
・車両重量:1500kg
・エンジン:直4、2L VTECターボ
・最高出力/最大トルク:330ps/42.8kgm
・駆動方式:FF
・トランスミッション:6MT
・予想登場時期:2027年秋
・予想価格:700万〜800万円

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