出るか出ないか。さまざまな情報が錯そうする中、ついに姿を現したランドクルーザーFJ。注目ポイントはいろいろあるが、まずは背面タイヤを背負った横開きドアに感動だ!
文:ベストカーWeb編集部/写真:
【画像ギャラリー】タイヤカバーも妄想したいランクルFJの後ろ姿を見て!(8枚)画像ギャラリーFJクルーザーの伝統を継承!
ランクルFJの見どころは山ほどあるが、クロカン4WDとしてはリアハッチに注目したい。ランクルFJのリアハッチドアは非常に特長的で、一見すると面積の大半が大きなガラスに見える。よく見ればブラックアウトされた部分の下半分はボディパネルなわけだが、開放感を感じさせる意欲的なデザインといえよう。
そして忘れちゃいけないのが背面タイヤの存在。近年ランクルは300、250と背面タイヤを背負わずに登場したから、「ひょとしたらFJも背面タイヤレスに……」という予想もあったが、FJクルーザーの伝統は継承された。やっぱりオフロードを走るタフなクルマにはこいつがなくちゃ!
ちょこっと開けて荷物が出し入れできる点は横開きならでは!
さらに、背面タイヤがあるとなるとリアハッチの開閉は横開きとなる。スペアタイヤの重さで上開きが困難になるためだが、これまた国産ではジムニー一族しか採用車はなく、貴重な存在といえる。
横開きドアの利点だが、車体後方にスペースがない場合でも、ちょこっと開けて小物の出し入れできること。開閉にそれほど力が要らない点も魅力だ。逆にデメリットとしては、リア向かって左側しか開かないため、駐車場などの事情によっては使い勝手が悪い人も出てくることはあり得る。
都市型SUVや樹脂製バックドアの普及によって、背面タイヤ&横開きのクルマは絶滅危惧種となりつつあるが、ランクルFJは心強い継承者といえる。その魅力を、若い世代にもしっかり伝えてほしい!










コメント
コメントの使い方カタマリ感が物凄いデザイン。同じものを目指した車は数あれど、最新だけあって最も成功してる