いまから20年前の「2005年」で生活する人が、現在、つまり「2025年」にタイムスリップしたら……。その人が驚くアレコレは、クルマ社会の進化と変化を映し出すものに違いない。ご一緒に20年前を思い出しながら驚いてください!!
※本稿は2025年10月のものです
文:ベストカー編集部/写真:トヨタ、日産、ダイハツ、ベストカー編集部、AdobeStock
初出:『ベストカー』2025年11月10日号
プリウスがなんでスーパーカーみたいになっているの!?
2005年の人が2025年にタイムスリップしたら、ある日本車を見て必ず驚くだろう。「こ、これがプリウス! ランボルギーニかと思ったよ!」と。
2005年は2代目プリウスの時代。エコだけでなく「走りのハイブリッド」という狙いがプラスされたのも現行の大きな変化。
日産のe-POWERって凄いじゃないか!
「独特の走りの感覚、いいね~」と2005年人がワクワクすること必至なのが、日産e-POWER。エンジンで発電した電力を使ってモーターを駆動させるシリーズハイブリッドシステム。斬新なアイデアに「スゲー!」と思わず感服。「やっちゃいましたね、日産!」。
新東名こんなにきれいで最速120km/hで走れる!?
2012年誕生の新東名高速道路。道路の美しさ、カーブや勾配の少なさでスムーズに走れることに驚きますよ、2005年人は。もっと驚くのは、最高速度120km/hで走行できる区間があること! 東北道や東関東道にもありますよ。
なぬ! 売っている車種数少なすぎじゃね?
という2005年人の嘆きが聞こえてくるほど、現代はラインナップ数が激減。上に減少が顕著な4社を挙げたが、トヨタですらけっこうな減り具合ですね。
これが噂のEV? 静かだしモデル数が多い!
2005年人が驚くのもムリはない。国産初の量産型EV、三菱 i-MiEVは2006年の発表だから。サクラ、eKクロスEVなどの軽規格からコスパがいいと評判のeビターラ(写真)など、モデル数が少しずつ増えている現代。
「テスラ? BYD? どこの国のクルマ?」と戸惑うほど、進化を続ける世界のEVも日本導入されているんですよ。
なぜ昼間でもライトを点けて走ってるの?
2005年人が唖然としているのはデイライトのこと。自車の存在を回りに伝える役割だけど、見た目的にもカッコよく、今や世界的な潮流。デリカミニ(写真)など軽にも採用されている。
これがクラウン!? しかも4タイプも!!
クラウンのクロスオーバーやスポーツを見せて「これらが今のクラウンだよ」と、2005年人に言ったら、「バカにしているのか!!」と怒られそうなほど、従来からの激変ぶりが激しい現行クラウン。
しかも4タイプもあり、燃料電池モデルまである。ちなみに2005年は、2003年登場の12代目の時代。名車の誉れ高い「ゼロクラウン」だ。
























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