カーナビやディスプレイオーディオは、メーカーオプションやディーラーオプション以外にも、カーナビ&オーディオメーカーからリリースされている。価格、画面サイズ、機能など実にさまざまなため、購入する際、迷うケースが多い。そこで、今回はカーナビとディスプレイオーディオの販売ランキングTOP10を紹介しよう。
文:ベストカーWeb編集部/写真:パイオニア、パナソニック、ケンウッド/協力:オートバックスセブン
カーナビの販売ランキングTOP10
いざナビやディスプレイオーディオを付けたいと思った時に、どんな商品を買えばいいのかわからないという人は多い。そんな時にはやはり「売れている」商品を買いたいというのが人間の心理というもの。
そこで、大手カー用品店「オートバックス」さんから、ジャンルごとの販売ランキングTOP10のデータ(最新の2025年9月)を出していただいた。前回のウィンドウケミカル、車外清掃用品に続いて今回はナビとディスプレイオーディオの販売ランキングTOP10を紹介していこう。
販売データは、全国のオートバックス・スーパーオートバックス約600店舗から集計、そのなかにはオートバックスのプライベートブランド商品「AQ.=オートバックスクオリティ」等オートバックス店舗のみで販売されている商品を含む。表示価格は、オートバックスで販売されている標準価格となる
■AVN販売ランキング1位:カロッツェリアAVIC-RW722 標準価格:8万4364円
AVN(オーディオヴィジュアルナビゲーション)販売ランキング堂々1位となったのはカロッツェリアAVIC-RW722。カロッツェリアの楽NAVIシリーズは今回のランキングに5機種もランクインしている。
カロッツェリアAVIC-RW722の主な特徴を紹介していこう。
まずは、高性能でわかりやすいナビゲーション機能。交差点までの残り信号数をカウントダウンしながら案内する「信号機カウント交差点案内」をはじめ、長年蓄積してきた膨大な渋滞予測データやリアルタイムの走行・交通情報を分析し、ドライバーに最適な情報を提供する「スマートループ渋滞情報」に対応している。
7インチ(7V型200mmワイド)の高解像度HDパネルや高透過率の静電容量方式タッチパネルには高輝度LEDバックライトを搭載。1677万色の色調表現で、地図表示やメニュー画面をドット単位でチューニング。ロゴマークや信号機マーク、地図記号などを細部まで表示し、高品位で見やすい描写を実現。
2025年モデルから「Apple CarPlay」「Android Auto」に対応しており、本機とスマートフォンやストリーミングメディアプレイヤーをHDMIに接続することで、動画配信サービスのコンテンツなどをカーナビ本体や後席モニターなどの大画面で楽しむことができる。
また車内向けインターネット接続サービス「docomo in Car Connect」に対応。同梱もしくは別売のネットワークスティックを接続すれば、本機がWi-Fiスポットになるため、通信量を気にせずスマートフォンやタブレットなどでオンラインの動画や音楽、ゲームなどを楽しめる。
■AVN販売ランキング2位:カロッツェリアAVIC-RZ722 標準価格:8万4364円
2位にランクインしたカロッツェリアAVIC-RZ722。1位のAVIC-RW722と機能はほぼ同等だがモニターサイズが異なるタイプで、こちらは7V型2D(180mm)となる。
分かりやすく高機能なナビの機能はAVIC-RW722に準じており、iPhoneやスマートフォンを車で快適に操作できる「Apple CarPlay」「Android Auto」や車内向けインターネット接続サービス「docomo in Car Connect」に対応するなど、コネクテッド機能が充実している。
■3位のパナソニックCN-CA01WD SDナビ 標準価格:8万1637円
パナソニックのつながるナビ Strada CACEシリーズの200mmワイドモデル。ユーザーニーズが高まる動画配信サービス視聴に対応する「ネット動画」機能を新たに搭載。
Wi-Fi接続でYouTubeやPrime Videoなど7つの動画配信サービスをWebブラウザーで簡単に視聴できる。また、HDMI接続にも対応することで、多彩な動画コンテンツの視聴を可能とした。
HD画質を最大限に生かした、繊細でリアルな地図を搭載。ネット経由で地図更新がより簡単になったほか、普段スマートフォンで使っている電話やメッセージ、音楽まで、ワイヤレスまたは有線接続でナビ画面から操作可能。また「Apple CarPlay」「Android Auto」のワイヤレス接続や最新スポットやグルメ情報のオンライン検索に対応している。
■AVN(オーディオヴィジュアルナビゲーション)販売ランキングTOP10
1位:カロッツェリアAVIC-RW722 標準価格:8万4364円
2位:カロッツェリアAVIC-RZ722 標準価格:8万4364円
3位:パナソニックCN-CA01WD SDナビ 標準価格:8万1637円
4位:カロッツェリアAVIC-RF722 標準価格:11万6364円
5位:カロッツェリアAVIC-RQ722 標準価格:12万5455円
6位:パナソニックCN-CA01D SDナビ 標準価格:8万1637円
7位:パナソニックCN-F1D9C1D SDナビ 標準価格:13万4546円
8位:カロッツェリアAVIC-RL722 標準価格:10万7273円
9位:ケンウッドMDV-M911HDF 標準価格:15万2728円
10位:パナソニックCN-F1X10C1D SDナビ 標準価格:20万7273円
ディスプレイオーディオの販売ランキングTOP10
ディスプレイオーディオはメーカー製のナビ機能が内蔵されているカーナビとは違い、スマートフォンと連携してさまざまなアプリを車載の大きな画面で操作できる。
搭載されているのは主にラジオや音楽再生などの機能で、ナビ機能は使わずに普段使っているスマートフォンの地図アプリ(グーグルマップなど)を画面に映して利用する。
■1位:ケンウッドDMX5523S 6.8型 標準価格:4万5273円
ディスプレイオーディオ販売ランキングの1位となったのが、ケンウッドDMX5523S 6.8型。このDMX5523SはApple CarPlayとAndroid Autoにワイヤレスで接続でき、スマートフォンとのアプリを操作することが可能。
またiPhoneのSiriやGoogleアシスタントにも対応。走行中でも音声での操作をすることにより、地図アプリでの運転ルート検索や音楽アプリでの楽曲検索、ハンズフリー通話の操作、テキストメッセージの送信なども行うことができる。さらにスマートフォンの動画コンテンツを再生できる「ワイヤレスミラーリング」にも対応。
そのほか、リアビューカメラ「CMOS-230」「CMOS-230W」(別売オプション)の接続にも対応し、ガイド線の表示・調整も可能。映像出力端子(RCA)にリアモニターなどの接続することも可能だ。
■2位:カロッツェリアFH-8500DVS 6.8V 標準価格:3万7091円
2位にランクインしたのは、高精細な6.8 V型ワイドVGAモニターを採用したカロッツェリアFH-8500DVS。
iPhoneやスマートフォンを接続するだけで、「Apple CarPlay」や「Android Auto」の各サービスを車載機のディスプレイに表示し、タッチパネルで直感的に操作することができる。
また、Bluetoothによるハンズフリー通話や楽曲のワイヤレス再生など、iPhoneやスマートフォンを車の中で快適に使用できるほか、ハイレゾ音源のダウンサンプリング再生やフルHD画質動画の再生など、幅広いファイル・フォーマットの音楽・映像再生にも対応している。
さらに「フルカスタム高性能48 bitデュアルコアDSP」など高音質パーツの採用や、独自の音質チューニングなどで高音質再生を実現するとともに、さまざまな音質、音場調整機能も搭載している。
■3位:カロッツェリアDMH-SZ700 6.8 標準価格:4万9819円
カロッツェリアDMH-SZ700 6.8は「Apple CarPlay」「Android Auto」に対応し、車内エンタテインメント機能充実のディスプレイオーディオ で6.8 V型ワイドモニターを採用する。












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