NISMO(ニスモ)が、ついにL型6気筒エンジンをDOHC化する変換パーツキットを発売するぞ! 2025年に発表されて以来注目されていた本商品。2026年春出荷予定で、S30などの旧車も300ps程度を実現できるおどろきのキットだ! だけど、よくよく考えてみたらL型6気筒エンジンのDOHC化ってかなり胸アツな展開では……?
文:ベストカーWeb編集部/画像:ニスモ
【画像ギャラリー】日産の名機現代化改修の準備ヨシ!! 大森スポーツコーナーの血を感じるニスモのL型6気筒エンジンDOHC化パーツキットがやってくる!!(8枚)画像ギャラリー名車の心臓をよみがえらせる!
NISMO(ニスモ)から新商品として、「L型6気筒エンジン用DOHCシリンダーヘッド変換パーツキット 2026年モデル」が発売されるぞ!
L型6気筒エンジンとは、1960年代に誕生し、かつて日産が量産した直列6気筒ガソリンエンジン群の総称のこと。排気量や仕様の違いによってL20、L24、L26、L28などの型式が存在した。
スカイラインやフェアレディZをはじめとするモデルに幅広く搭載され、まさに日産車の神話を支えた文字通りの心臓だった。直列6気筒ならではの滑らかな回転フィール、心地よい排気音、整備性と耐久性の高さから現在まで長く愛されてきた。
見事な現代化改修!
今回ニスモが販売するキットは、そんな名機「L型6気筒エンジン」を現代技術でアップデートしたもの。本来SOHCであったL型エンジンをDOHCに変換するためのシリンダーヘッドを中心としたパーツキットとなっている。
小挟角4バルブによるコンパクトな燃焼室と、高タンブルポートの吸気流動設計により、高い熱効率と環境性能を両立しているのが特長だ。さらに、チューニング業界では珍しい強化サイレントチェーンを採用し、強度や耐久性を高めながら市街地走行時の静粛性まで確保しているぞ!
NISMO公表の試作仕様によれば、L28型エンジンブロックのボア径を拡大し、最高出力約300ps、最大トルク約300Nm、最高回転数7500rpmを実現しているとのことだ! レース用エンジンの解析ツールを応用し、全回転域で出力を最大化するよう最適化されているというのだから期待が高まる。
Zファン歓喜!? S30用特別設定も……!
また、強度と耐久性を高めたという強化サイレントチェーンは、カムプロフィールやバルブスプリングの変更による高負荷にも対応。テンショナーやスプロケットなどもすべてキット専用品として新設計されている。
本キットは、キャブレターおよびインジェクション方式の両方に対応しており、整備性にも優れるだけでなく、チューニングエンジンの自由度も高めてくれる。
さらにフェアレディZ(S30/S31)への搭載を想定し、エンジン搭載角を左右反転させる専用ブラケットやアルミ製オイルパンを新設定。トランスミッションとの締結部はガセット一体構造で、剛性が高められている。
オイルパン内部にも油圧低下を防ぐバッフルプレートが備えられ、サーキット走行時の信頼性を確保しているとのことだ。また、専用インテークマニフォールドやエキゾーストマニフォールドもオプションとして設定されているぞ。
ニスモのレース魂は不滅なり!!
ただ、L型エンジンは4気筒の場合のみ、レース用にDOHC化した「LZヘッド」なるものが存在した。一部は、当時の大森スポーツ相談室つまり現ニスモで販売されていたようである。
つまりニスモが今回繰り出してきた商品は、幻の6気筒版LZヘッドと言えるのではないだろうか!? 弊誌でも、L型エンジンのDOHC化キットが今秋発売されると以前に報じたが、その際、松田次生選手が監修していることもお伝えした。まさにニスモのレース魂を感じさせられる商品だ。
日産のレースの歴史を背負うキットに、ニスモの本気が窺えそうだ!!
価格は税込385万円。販売数は300セット限定で、取り扱いチャネル限定商品となる。L型エンジンチューニング専門店に取り付けを依頼された場合にのみ注文を受け付けるとのこと。受注開始は2026年1月を予定。
その他詳細や各種オプションパーツ価格などについては、ニスモ公式ページにて。












コメント
コメントの使い方素晴らしい取り組みですね。今回だけに限らないで、続けていってほしいです。
しかしDOHCとはいえ、高性能エンジンでも50~60万、最高峰チューンベース100万、200万といったら特別中の特別といった中で生きてたので
ヘッドだけで400万というのは本当の贅沢ですね