愛知と岐阜で開催されるラリージャパンは今年が4回目。チャンピオン争いの行方に加え、なんといっても「勝田貴元選手の初優勝なるか?」に注目。直前インタビューではカンクネン代表代行から気になる発言も飛び出し見どころいっぱいだ!
文/写真:ベストカ―Web編集部
【画像ギャラリー】待ちに待ったラリージャパンが2025年もやってきた! 愛知・岐阜で繰り広げられるアツいバトルが秋の涼しさも吹き飛ばす!?(5枚)画像ギャラリーSS1を終わって勝田貴元選手は3位と好スタート
11月6日から始まったラリージャパン。この日はオープニングセレモニーに加え、SS1(2.75㎞)が開催され、期待の勝田貴元選手が3位と好発進。トップタイムをマークしたのは今シーズンでWRCを卒業し、日本でスーパーフォーミュラを戦うことが決まっているトヨタのロバンペラ選手。ロバンペラ選手と勝田選手はわずか0.3秒差だ。
直前のインタビューで「今年は2度2位になりましたが、満足の得られるシーズンかといえばそうではありません。優勝するにはタイヤだったりペースノートだったり、ひとつでも不安要素があると勝てません。どこまで自分に自信を持てるか? だと思います」と語り、地元のラリージャパンでの優勝へ意欲を見せた。
これまで12戦を戦ってきてポイントリーダーは悲願の初タイトルを狙うトヨタのエバンスで247ポイント。2位に13ポイント差でトヨタのオジエ、3位が同じく13ポイント差のロバンペラと3人の争いになっている。
残り2戦、ラリージャパンでの勝利がチャンピオン争いに大きな影響を与えることは間違いない。
「3人に平等にチャンスがある」とカンクネン代表代行
ヨーロッパ・ヒストリックカー・ラリーに参戦中のラトバラ監督に代わって指揮を執るカンクネン代表代行は「チームとしては勝利のためにできる限りの準備をしてきた。3人のドライバーには平等にチャンスがある」と語り、チームオーダーなどせず、3人にガチンコ勝負させる考えを強調した。
4度の2位はあるが無冠のエバンス、試乗最高9度目のチャンピオンを狙うオジエ、2度のチャンピオンに輝き、今シーズンかぎりでWRCを卒業するロバンペラと、3人みんなにチャンピオンをあげたいところだが、無理な話。ラリージャパンでチャンピオンに近づくのは誰かがはっきりするはずだ
話は変わるが、ベストカーWebが「今年のラリージャパンはカンクネンさんのセリカのデモランが見られなくて寂しいです」と水を向けると「デモランはしないけれど、シークレットテストでドライビングするよ」と教えてくれた。
もしかして? どころではなく、きっとこれは新型セリカのこと!? カンクネンさんその話、こっそり教えてくださいね!
今年のラリージャパン、勝利を手にするのは誰だ?







コメント
コメントの使い方来年以降メーカー参加増えていくので優勝難しくなりますし、貴元選手は年々上がっていくどころか二年続け成績が下がり調子ですから
今年のラリージャパンで獲らないと、本当にもう優勝チャンスないかもしれません。ここで獲れたら一皮剝けて、今後も優勝争いに絡んでいけるかも。
優秀な日本人後輩も育ってますから、人生変える最後の切符だと思って、猛プッシュしてほしい