トライアンフモーターサイクルズジャパン株式会社から、新型アドベンチャースポーツツアラー「TIGER SPORT 800 TOUR(タイガースポーツ800 ツアー)」が発表された。価格は159万5000円で、2025年12月2日から予約を開始し、2026年1月下旬に納車が開始される予定だ。
文/Webikeプラス編集部
装備を充実し、ツアラーとしての完成度をアップ
「TIGER SPORT 800 TOUR」は、アドベンチャースポーツツアラーとして高い評価を得ている「TIGER SPORT 800」をベースに、センタースタンド、ヒーテッドグリップ、ハンドガード、デュアル・コンフォートシート、さらにボディ同色のパニアケースとトップケースを標準装備化し、ツーリング機能をさらに強化したモデルだ。
カラーリングは、深みのあるブルーにマット サファイア ブラックとマットゴールドのアクセントを入れた「マットコバルト」と、鮮やかなレッドにサファイア ブラックとゴールドのアクセントが入る「カーニバルレッド」の2タイプが用意される。各カラーはパニアケースおよびトップボックスにも採用され、プレミアムで統一感ある外観を実現している。
エンジンは「TIGER SPORT 800」に初めて搭載された高性能な並列3気筒800ccエンジンを搭載。最高出力は115 PS / 10750 rpm、最大トルクは84 Nm / 8500 rpmで中回転域のほぼ全域で90%以上を発生。低中速トルクと高回転域のパワーが融合した、トライアンフの3気筒らしいスムーズで俊敏なレスポンスを実現している。
SHOWA製のアジャスタブルサスペンションやラジアルマウントキャリパーを採用した信頼感の高いシャーシは、標準装備されたラゲッジを含めても車両重量232kgとされ、軽快で俊敏なハンドリングを実現。美しい造形のボディワークと標準装備の調整式ウインドディフレクターによって、高い防風性も確保されている。
デュアル・コンフォートシートはタンデム走行にも十分なゆとりを備えた、2名分の荷物に対応するラゲッジスペースを確保。ボディカラーに合わせた大容量のパニアは左右合計57L、トップボックスは49Lを確保し、ツーリングに必要な荷物をしっかり収納することができる。
この新型「TIGER SPORT 800 TOUR」は、充実した既存のライダー向けテクノロジーに加え、新たにTPMSも標準装備。3つのライディングモード、ライドバイワイヤスロットルを備え、さらにロングツーリングでのクラッチ操作を楽にする「Triumph Shift Assist」、最適化コーナリングABS、最適化コーナリングトラクションコントロールにより、難しい路面状況でも最適なコントロール性能を発揮する。
また、灯火類はオールLEDとされ、ターンバイターンナビゲーション機能付きのLCD+TFTコンビメーター、Bluetoothによるスマートフォン接続など、標準装備も充実。快適で安心できるライディングを提供してくれる。
この「TIGER SPORT 800 TOUR」は、2025年12月2日から予約を開始しており、2026年1月下旬に納車が予定されている。価格は税込159万5000円となる。







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