BEVの静けさに、もうひとつの楽しさを足す手が出た。2025年12月24日に発売されたばかりレクサス RZ500e “version L”向けに、刺激的な後付けアップグレードオプションが用意された! 新しいEVに走りの刺激を求めようとするなら要注目のサービス!?
文:ベストカーWeb編集部/トヨタ、レクサス
レクサスの新型EV専用モデルがよりホットに!
発表されたばかりのLEXUS RZ新型モデルにさっそく嬉しいサービスが!! なんとトヨタ、レクサス、GRの純正オプションを後付けできるサービスとして知られる「LEXUS UPGRADE FACTORY」で「Performance Upgrade “Boost” + インタラクティブマニュアルドライブ for RZ」の提供が始まるぞ!
対象となるグレードは、レクサスのRZ 500e “version L”だが、やっぱり気になるのは、サービス内容。実際にどのような純正オプションを後付けできるのかというと、なんと同モデルの最高出力250kWを280kWにあげて、よりパワフルにしてくれる「Performance Upgrade “Boost”」とマニュアルを操ってるかのようなシフトショックや速度可変を音や挙動で再現する「インタラクティブマニュアルドライブ」が提供されるとのことだ!
つまり純正F SPORT化カスタムが楽しめるってことね!
とくに後者の「インタラクティブマニュアルドライブ」は、2025年12月発売のRZ 550e “F SPORT”には標準搭載されているものの、version Lはその対象でなかっただけに嬉しい後付けオプションだ。つまり、version Lのウルトラスエードシートを装着しながら、F SPORTのマニュアル気分も味わえてしまうというワケ!
ついでにいえば、アップグレードで後付けした場合でも、ステアリングはversion L標準装備の合成皮革ステアリング(パドルシフト付)のまま。F SPORTは飛行機の操縦桿のような異形ステアリングなのに対し、version Lは従来のクルマらしい、円形のものだ。
F SPORTほどの内装ほどのガチさは必要ないのだけど、クルマを操る喜びは捨てたくない……って方や、スポーツモデルは必要ないと思ったけど、すこしやる気も欲しくなってきたという方にとってはちょうどいいサービスかもしれない。
便利になっても「めんどくささ」が必要なのよ!
このインタラクティブマニュアルドライブは言ってしまえば、メカニカルなギアのないBEV向けの技術。今回のRZ 500e “version L”に則していえば、パドルシフト操作をすることで、仮想の8速ギアシフトに応じた駆動力を発生させ、なおかつ加減速に合わせたサウンド出力や専用のシフトガイドメーターが連動するといったモノ。まさにスグレモノ。
EVは変速ショックなどがないスムーズさがウリにもかかわらず、やっぱりEVにも「操ってる感」がほしいという層はまだまだ多いのだ。現代のクルマ作りにおいては、便利さや快適性だけじゃなく、クルマから生じる挙動によって「運転している実感」を得たいという声も無視できない。
だからこそ、そんな声にこのインタラクティブマニュアルドライブが応えようとしてくれている。
またもう一つの「Performance Upgrade “Boost”」は出力向上によって、0-100km/hの加速性能を5.3秒から4.6秒までUP! ただでさえ、約340psに相当するほどの力をもつパワフルさだったのが、380psにまであがるというのだから刺激的だ。
もちろん、発進加速だけではなく、中間加速領域での伸びやかなドライブ感も捨てずに実現しているとのことだ。それでいて航続距離はカタログ上変わらないというのだから、version Lももうすこし刺激が欲しい人は検討してみて損はないはず。
【画像ギャラリー】RZ550e F SPORTもいいけど! version Lの内装もなかなかコンサバでいいじゃない! でも時々「やる気」も欲しいならLEXUS UPGRADE FACTORY!(24枚)画像ギャラリー




























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